今は情報が溢れていますよね。
読み物でも、昔は紙の本が中心でしたが、AmazonのPrime Readingなどの電子書籍のサブスクでの読み放題、NewsPicksなどのニュースサイト、企業ブログとさまざまな選択肢があります。
そんななか「個人が書くブログが読まれる理由ってまだあるの」と不思議じゃないですか?
今回は、いろいろな選択肢があるなか、それでもブログが読まれる理由を掘り下げていきたいと思います。
ちなみに私は個人が書いているブログが好きでよく読んでいます。
また、このブログも単に自分の書きたいことを書くだけでなく、人に読んでもらえるように、今から書く「ブログが読まれる理由」をおさえて書いています。
この記事を読むことで以下の2点が分かります。
- ブログの読者は「ブログから何を得ることができるか」を理解できます
- ブログをやっている方は人がブログを読む理由を知ることで「自分のブログ記事を改善するヒント」が得られます
ブログを人が読む理由

主に下記の3つの理由で、個人が書くブログは読まれると思っています。
- ニッチな課題を解決するために検索したらブログだった
- 商品の比較や口コミ評価を知りたいから
- 個人に興味があるから
一つずつ解説をしていきます。
ニッチな課題を解決するために検索したらブログだった

これは自分の知りたい情報について書いていたのが、たまたま個人が書いたブログだったパターンです。
よく検索される、いわゆるビッグワードは企業がおさえていることが多いのですが、ニッチな内容であれば、まだまだ個人のブログが検索上位にあります。
まだまだネットを探しても答えが載っていない疑問ってあるんですよね。
そういったユーザーの細かいニーズに答えられるのが個人が書くブログの一つの役割かなと思っています。
また、ブログを書いている人にとっては、そういったニッチな記事、いわゆるロングテールの領域で記事を書くことで検索上位を取っていく戦略があります。
これは、ニッチな領域でユーザーに自分のブログを訪問してもらい、その後に他の自分が読んでもらいたい記事にサイトのなかで誘導していく手法です。
そうすることで検索上位は取れない記事でも、読者に見つけてもらえます。
個人的には企業ブログは良くも悪くも内容が似通っていて、正直、面白みに欠けるなと思うことがあります。
少し情報が偏っていても尖っている記事を読みたいと思っており、このブログも徐々にそういう内容にしていけたらと思っています。
商品の比較や口コミ評価を知りたいから

これは個人が書くブログの大きな強みかと思います。
企業のブログは最終的には自社の商品を売ることを目的にしていることが多いです。
そのため、他社との比較をした場合、読者からすると「その企業にとって有利になるよう書いているのでは?」という疑念がわきます。
もちろん企業も客観性を意識して記載しているはずですが「自社に有利な項目を選んで比較評価しているのでは?」と、どうしても思ってしまいますよね。
しかし個人は基本的には中立で客観的な視点から、自分が使って本当に良かったものをおすすめしているはずです。また記載の自由度も企業よりは高いです。
ただし個人でもアフィリエイトで報酬を得ている人もいるので「本当の意味で中立でないのでは?」との意見もあると思います。
これはその通りだと思います。
たとえアフィリエイトで報酬を得ていても、しっかり比較して自分が良いと思っているものをすすめている場合は問題ないと思いますが、報酬だけを目的としたユーザー不在の比較を行っているブログには注意しないといけません。
個人に興味があるから

最後は個人に興味があるからです。
よく言われるのが、アクセスを集めたいなら自分の書きたいことを書くのではなく、ユーザーが読みたいことを書くべきという考えです。
これはまさにその通りだと思います。
マーケティングも同じ考えで、顧客のいらないものをせっせと作っても売れません。顧客の欲しいものを作らないと売れません。
しかし私は意図せずブログの個人に興味をもつことがあります。
それが有名人や、いわゆるインフルエンサーでなくともです。
そういった人はどちらかというと、読者が読みたいものというよりも、書きたいことを書いている気がします。
例えばその人の半生や仕事での奮闘などです。
私はそういったストーリーに興味をもつことが多いのです。思えば昔から伝記や物語が好きでした。
例えば、こういった人に興味をもちます。
- 辛い生い立ちから、苦労しながら成功をつかんだ人
- 社会人として挫折を味わいながらものし上がった人
- 様々な経験をして、本当の意味の幸せをつかんだ人
ここで言う成功やのし上がるは、一般の方が書いているブログなので、億万長者や社長などの大きな話ではなく、自分でも手が届きそうなレベルの話です。
いわゆるストーリーテリングにあたると思うんですが、嘘や架空の話ではなく、実話に基づいたリアルなストーリーに共感して心を動かされます。
そして有名人やインフルエンサーではなく、身近だからこそより共感できるんですよね。
こういった話がないか、今日もブログを探してしまいます。
まとめ

この記事では、まだまだ個人が書くブログが読まれる理由、つまり個人のブログにもニーズがある理由を明確化してきました。
やはり個人が書くブログには、その特有の良さがあるんですよね。
企業が書けない内容を書けますし、Twitterなどでは語り切れない深い内容も文書として読ませることができます。
私もこれらの点を意識して読者の皆さまに読まれるブログを書いていきたいと思っています。
この記事を読んでブログを読むこと、書くことに興味をもっていただけたら幸いです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ブログについてはこちらの記事でも書いています。