2020年3月からブログ運営を始めて、今で約10ヶ月がたちました。
正直に言うと、この10ヶ月の間にはブログを止めてしまおうと思ったことも何度もありましたが、何とか踏みとどまって今日もブログを書いています。
今回の記事では、そんな10ヶ月間のブログ運営で学んだ失敗と学びを書きます。
ブログを10ヶ月運営した結果

まず初めに私がブログを始めた理由について軽くふれておきたいと思います。
私は元々、本やブログが好きでいろいろと読んでいましたが、自分が発信する側に回ることは考えたこともありませんでした。全く選択肢になかったのです。
しかし、働き方について悩み、様々な本やブログを読んで考えるなかで、「自分にも発信できることがあるのではないか?」と思うようになりました。
特に、転職や副業、フリーランスに関するテクニックや口コミのブログはありましたが、人生100年時代のキャリアを論じながら、それを実現する具体的な方法に言及したブログはなかったからです。
はい。無いならば自分でつくってみたいと思ったのです。
現段階では、正直に言ってそんな当初の目標を達成できるほどの質・量は書けていません。改善点もたくさんあります。
そんな状態の私ですが、次からはその10ヶ月のブログ運営で経験した失敗と、得た学びについてお話ししていきます。
- ブログの基礎知識が身についた
- ライティングスキルが上がった
- Webマーケの知識が少しついた
- ネタを探しは想像以上に難しい
- ブログを継続することも難しい
ブログの基礎知識が身についた

私は元々ブログの知識は全くありませんでした。
こんな状態です。
しかし、人のブログを読んだり、本を読んだりしながら少しずつ学んで、何とかこのブログをつくることができました。
学んだ知識を使いながら、どうすれば少しでも見栄えが良く、読みやすいブログになるだろうかと試行錯誤していた日々を思い出します。
まったく知識ゼロの初心者で素人の私でも、やる気になればここまではできるというのは自信にもなりましたし、多少の達成感も得ることができました。
自分自身の経験から、ブログの知識がない初心者の方でも、試行錯誤はするとは思いますが、自力でブログ開設はできると思っています。
本当に素晴らしい時代で、ブログ・YouTubeなど、無料でも使える情報が簡単に手に入るのもありがたかったです。
ちなみに私が使っているブログのテーマはTHE THORです。
ライティングスキルが上がった

ブログをやることで、ライティングのスキルも上がってきたと感じています。
元々、文書を書くのは好きで、それなりに自信はありました。
しかし、ブログに合った文書の書き方の知識は全くありませんでした。
なので初めの方の記事なんかは酷いものでした(あまりに酷かったので、後から修正をしました)。
でもこれも、人のブログやYouTubeの講義、書籍で学んでいきました。
セールスライティングというものがあることも初めて知りました。
セールスライティングとは人に商品やサービスを買ってもらうための文章です。文章構成や使う言葉の選び方など、人を買う気にさせるテクニックがあります。
ちなみに私が一番参考にした本は「沈黙のWebライティング」ですね。ストーリー仕立てなので、専門知識がなくても楽しみながら学べましたよ。
ブログの記事を書く構成、1文の長さ、漢字とひらがなのバランスなどなど、日々学んでは実際に書いてみて、また学んで書いてみての繰り返しを実践してきました。
今では初めよりかは多少はましな文書になってきたかと思います。
ただ、まだまだ文書が硬すぎたり、本当に伝わっているのかな~という表現があったりと、まだまだ要改善です。
Webマーケの知識が少しついた

Webマーケティングというと大げさですが、主にブログ集客のためのSEOとSNS運用についての知識がつきました。
せっかく頑張って記事を書いても、誰も読んでくれないと寂しいですからね。
正直SEOについてはまだまだ改善の余地が大きいと思っているので、日々記事を書いて、検索での表示結果を確認して、改善しての繰り返しです。
SEOとはSearch Engine Optimizationのことで、日本語では検索エンジン最適化と訳されます。GoogleやYahooで検索される結果で自分のサイトが上位表示されるようにする様々な施策のことです。
しかし、このSEOが最近は厳しくなっていると言われています。
その理由としては、単純にインターネット上に発信される情報量が飛躍的に増えていて、自分のライバルとなるサイトも多くなっているので、その競争に勝って検索で上位に来るのがどんどん難しくなってきていることがあります。
また、Googleの検索結果表示のアルゴリズムのアップデートが不定期にあり、今までは検索結果の順位で上位を取れていても、急に下がってしまうことがあることもあげられます。
たしかに私もセオリー通りに、ロングテールといって競争者が少ないと思われるレアなワードで記事を書いてもいますが、なかなか上位表示されず厳しいです。
そんななかで、言われているのがSNS集客の重要性です。
これはTwitterやInstagramといったSNSでフォロワーを獲得して、そのSNS経由でブログに来てもらうという手法です。
SNSでフォロワーになってもらうと、自分のファンになってくれている可能性もあるので、検索順位に関係なく、いわば指名で記事を見に来てくれるのです。
このSNSでの集客は、SEOが厳しい今の一つの解なのかなと思っています。
で、私はと言えばSNSも絶賛苦戦仲です。
理論は分かっていても実践するのは難しいですし、結果を出すのはもっと難しいんですよね。まだまだこれからです。頑張ります。
ネタを探しは想像以上に難しい

私のブログのアーカイブ欄を見てもらうと分かるのですが、2020年9月から記事の投稿の数が明らかに鈍化しています。
これは一言で言うとネタ切れです。
当初目的にしていた100記事は超えられたのですが、書くネタが無くなりました。
その原因で今思うのは、インプットが足りていなかったからだと思います。
人間新しいインプットがなくなるとアウトプットがなくなってきます。
当然と言えば当然ですよね。入りが少ないと出も少なくなります。
それに気づいてからは、読書や新しい体験を進んですることで、インプットを増やして書くネタを増やそうとしています。
そして、これはとても良いことだと思っています。
ブログをしていたからこそ、インプットが足りていないという自分の状態に気づけました。もしブログをしていなかったら、気づいてすらいないと思います。
そういう意味では、ブログは学びのきっかけとなり、成長にも寄与すると言えます。
ブログを継続することも難しい

ネタが足りない話とも関連するのですが、ブログを継続することも難しかったです。
ブログを書く義務はありませんし、別に書かなくても誰からも怒られません。
そういう意味では強制力は一切なく、続けるのは自分の意志のみです。
人間、長い間続けているとどうしてもモチベーションに波があります。
また飽きもあります。
そんななかで、ネタ切れのダブルパンチがあり、止めてしまおうかとも思いました。
しかし何とか踏みとどまり続けられています。
それは、まだまだ当初考えていた目標に達成していないからです。
せっかく始めたのに簡単には諦めたくないですからね。
書けなかった期間については後悔をしていますが、今振り返っても当時はどうしようもなかったのかなと思っています。後悔ばかりするのはやめます。
今はとにかく習慣化するようにしていて、夜寝る前に明日書くネタや構成を考えておいて、次の日の朝にスタートダッシュが取れるようにしておく。そして、朝起きたらとにかくパソコンに向かって書く。
このようにルーティン化することを心がけています。
また、自分の作業がはかどる時間帯も分かってきました。
私の場合は朝と夜の夕食後です。この時間帯はなぜか集中できます。
逆にそれ以外はだらけてしまって、ネットサーフィンとかをしてしまいます。
自分の特性が分かってきたのは、この10ヶ月での一つの収穫だと思っています。
まとめ

10ヶ月間ブログを運営してきた感想のまとめとしては、「大変だったけど、ブログを続けて良かった」という想いです。
ネタ探しや、続けるのは大変でしたが、ブログ・ライティング・Webマーケティングといったスキルが身につきましたし、自分の考えが一つのブログにまとまっているのもストック性があって嬉しいです。
一方、今やブログで稼ぐのは難しいと言われています。その難しさは私も10ヶ月やってきて深く痛感しています。
そしてよく言われるように、稼ぐことだけを目標にしていると、たしかに続かないとも実感しました。
しかし私はこの記事に書いた他のメリットにも目を向けながら、目標である人生100年時代の働き方、ライフワークを見つけることをテーマにブログを綴っていきたいと思っています。
私が考えるブログが人に読まれる理由については、それでもブログが読まれる3つの理由にまとめているので、ブログ運営に興味がある方は是非読んでください。