本日はよく聞く「転職って気まずい」「上司や同僚になかなか言えない」という悩みに対する私の考えを伝えていきます。
本記事が、気まずさから転職を躊躇する方の悩みの解決につながればと考えています。
なぜなら私も同じ悩みをもっていたからです。
社内公募での異動1回、転職2回と気まずい経験を何回もしています。
そして、昔は気まずさから転職自体を止めておこうかと思ったこともありました。
しかし、考え方を変えてからはそんな「小さなこと」は気にならなくなりました。
転職は気まずいからやめておく?
気まずいから転職をやめておく。
こういう方が世の中にはいると思いますし、多かれ少なかれ誰でも気まずさは感じると思います。
むしろ全く気まずさを感じないのであれば、相当強い心の持ち主か、転職慣れしている人かと思います。
なぜなら、まだまだ日本社会では転職は珍しいことであり、転職する人への風当たりも強いからです。
特に日系企業はそうですね。
そんななかで転職を切り出すのには相当な勇気がいります。
なので、転職で気まずさを感じるのはまず正常なことと認識しましょう。
しかし、勿体ないのは、それで転職自体を思いとどまってしまう人がいることです。
転職するもしないも最終的には本人の自由ですが、せっかくの人生を変えるチャンスなのに、人にどう思われるかを気にしてやめてしまうのは勿体ないです。
自分の人生の責任を誰かが取ってくれるのであればそれでも良いのですが、終身雇用も崩壊していて、もはや確実なことは何もない世の中なので、もっと自分本位で良いのではと考えます。
しかし現実問題、その気まずさに悩む気持ちはすごくよく分かります。
そこで、ここからはそんなあなたに転職の気まずさに対する一つの考え方をお伝えしていきます。
その転職に大義はあるか?
大げさなタイトルを書いてしまいましたが、あなたの転職に大義はありますか?
大義とは転職によって成し遂げたいことです。
もし大義があるのであれば、気まずさなんて本当に小さなことに思えてきます。
例えば、昔の坂本龍馬の様に日本を変えたいと本気で考えて行動した人は、気まずいからやめておこうと思ったでしょうか?
いえ、当然ながら思っていません。むしろ全てを捨てて行動していました。
もちろん、それと転職を比べるのはちょっと違うということは理解しています。
しかし私が言いたいのは、もし私たちに転職で変えたい何かが本当にあるのであれば、気まずさなんて簡単に乗り越えられるということです。
例えば、自分の人生を転職で切り拓きたい。
新しい能力を転職先で身につけて、会社や世の中に貢献したいと本気で思っている人は、気まずさで諦めたりしないと思います。
それよりも、もっともっと高いハードルがあったとしても逃げずに立ち向かっていくでしょう。
私はそこまで崇高な目標や夢はないものの、転職でキャリア開発をしていきたい。いっぱしのプロフェッショナルになりたいという目標のもとに転職をしました。
転職を切り出すのには勇気がいりました。できれば避けて通りたいとも思いました。
しかし、自分がどうしても叶えたい目標の為に、何とか乗り越えないといけないと思うようになりました。
このように、その転職に熱い想いがあれば、気まずさに打ち勝てると思うのです。
もう一度転職したいと思った理由を思い出して欲しい
ですので「転職は気まずいから、やっぱりやめておこう」と思っている人は、もう一度、なんで転職したいと思ったかを思い返してみてください。
きっと「今の会社では叶えられない何かを得たい」と思った動機があったはずです。
それは気まずさで諦めてしまって本当に良いのでしょうか?
- もっと給与を稼いで家族に使ってあげたい
- どうしてもやりたい仕事があって叶えたい
- 転職でキャリアアップして成功をしたい
このような強い想いがあったはずです。
自分にとっての大義があれば、きっと気まずさは乗り越えられると私は信じています。
なぜなら大義の前では気まずさなんて取るに足らない小さなことだからです。
気まずいと思っている人にも誠心誠意自分の想いを説明すれば、きっと理解してもらえると思います。
もし理解してもらえないのであれば、私は人間の器が小さい人だなと感じます。
だって、他人の人生ですよ。どんなに可愛がっていたとしても、その人の想いを尊重してあげないといけないと思います。
それが大人な対応ですよね。
一方、そもそも気まずいというのが自分の思い込みで、相手は何とも思っていない可能性もあります。
私も転職の報告をしたところ、あっけないほどあっさりとした返答が返ってきたことがありました。
こちらからしたら「もっと寂しがってよ~」という感じです(笑)。
意外とそんなもんです。
やはり自分の人生は自分で決めていくしかないと私は考えています。