正直に言うと私は転職活動でたくさんの失敗をしてきました。
それらはしっかりとトラウマになっていて今でも思い出してへこみます。
でもそんな失敗を単なる失敗として終わらせるか、そこから奮起して頑張り最後に成功を掴むかは自分次第だと言い聞かせてやってきました。
失敗はへこむ分、次に這い上がるときの力にもなるんですよね。
今回の記事では、私の転職活動での悲しい失敗談を告白します。
転職活動の失敗談を告白します

私の転職活動の失敗談として今でも思い出すのは以下の2つです。
- 最終面接で志望動機がうまく言えなかった
- 圧迫面接のプレッシャーに反応してしまった
記憶をたどりながら書いていきます。
最終面接で志望動機がうまく言えなかった

「もうあと一歩だったのに。なんでもっとしっかりと対策しなかったんだ」
こんな涙を呑む経験を2回もしました。
それは最終面接で志望動機がうまく言えなくて落ちたことです。
厳密にはなぜ落ちたかは教えてもらえないので本当の理由は分からないのですが、明らかに志望動機がうまく話せませんでした。
いえ、もちろん最終面接の前の1次面接や2次面接でも志望動機は話していたんですよ。で、それなりに面接官の方も「うん、うん」と頷いてくれていました。
しかし、最終面接ではダメでした。
最終面接は偉い方が多く、私が経験した面接も役員が出てきました。そういった方って、見た目はスマートで優しそうでも、やっぱり内面から漏れ出る圧があるんですよね。
その緊張感に見事にやられました。
頭が真っ白になって度忘れ。かみかみ。しどろもどろといった感じです。
そして案の定、突っ込まれまくれ、首を傾げられ、落ちました。
あと一歩の最終面接で、しかもド定番の「志望動機」がうまく言えなくて落ちるほど悔しいことと言ったらありません。
本当、悔しくて悔しくて、なかなか立ち直れませんでした。
みなさんにお伝えしたいのは一つです。「志望動機は、これでもかというほど練習しましょう!!」ということです。
声に出して練習することで、論理的におかしいところや、話し辛いところも見えてきます。是非、声に出して何度も何度も練習しましょう。
私と同じ目にはあってほしくないです。
圧迫面接のプレッシャーに反応してしまった

最近、圧迫面接って減った気がしませんか?
私が就職活動をしたときは、まだ良くありましたが、圧迫面接でストレス耐性を見てもあんまり意味がないという説や、世の中的にもよろしくないということで最近は減ってきていると思います。
でも、まだまだプチ圧迫はあるんですよね。本当に油断していました。
圧迫面接の対処法のポイントは過度に反応せず、冷静に対応することです。
「ちょっと意味が分からないですね。どういうこと?」「厳しい環境だけど、本当にやっていけるの?」「どれぐらいウチの会社のこと知っているの?」といった内容を重く暗い雰囲気で言われて、たじろぎました。
それでも、表面上は冷静に対応できていました。うまく対処できていたのです。
しかし、プチ圧迫を受けるなかで、「あぁ、この会社行きたくないな」と面接中に思ってしまい、それが受け答えのモチベーションに影響してしまったのです。
つまり、面接では当然モチベーション高く、やる気満々で話すべきなのですが、やる気のなさが出てしまったと思ったのです。
結果、最終面接で落ちてしまいました。
憧れの企業だったので、本当に勿体ないことをしたと後悔をしました。
まだまだ未熟だったし、見事にそれを見抜かれたということなんでしょうね。
圧迫とまではいかなくても、ストレス耐性を見る面接はまだまだあるかと思います。
私と同じ失敗をしないように、どんなときも冷静かつモチベーションを保てるようにしましょう。落ちてしまうと、行く・行かないの選択肢もこちらで持てなくなってしまいますからね。
失敗をどうやって乗り越えたか

私の転職活動の歴史の中で代表的な失敗をあげてきましたが、そんな失敗をどう乗り越えたのかという話もしておきます。
本音を言うとどうですかね。たぶん、乗り越えられていません。
今でもふっとした瞬間に思い出しますし、あのとき内定をもらえていたら人生変わっていただろうなという、未練がましい後ろ向きな気持ちにすらなります。
はい、自分は基本的にネガティブですし、うじうじ悩むタイプです。でも、時間がたてばたつほど忘れられますし、思い出す回数が減ってくるのも事実です。
そして、私が悩んでも悩まなくても無情にも時間はどんどん過ぎていきます。今日はあっという間に終わり、明日が来て、1年たってと恐ろしい早さです。
なので、過去の失敗を完全には乗り越えられていないものの、時間がたてば自然に忘れていきますよというのが私の結論です。
転職活動では内定が出れば嬉しいですが、大半の人は落ちる回数の方が多いはずです。そして、そのなかには私のように大きなダメージを受ける方もいると思います。
でも、失敗を恐れていては欲しいものは手に入りません。傷つきながらも前に進んでいくしかないんですよね。
私はそういった辛い経験もきっと自分の血肉になっていると信じていますし、もし将来大きく成功することができれば、こういった過去の辛い経験も良い思い出に変えられると思っています。
そんな日が来ることを信じて、今も日々をできるだけ頑張っています。
まとめ

今回は私の転職活動での失敗談をシェアさせてもらいました。
たくさんの失敗経験をしてきましたが、こんな話でも皆さんの転職活動のお役に少しでも立ったり、同じような体験をした人が励まされたりすれば嬉しく思います。
チャレンジすれば失敗はつきものです。なので、失敗はチャレンジしている証でもあります。チャレンジしなければ失敗はそもそもしません。
そして失敗を単に失敗ととらえるのではなく、成功する過程と位置付けるように考えることも大切ですね。間違いなく経験値は増えているのですから。
今日はこのぐらいにしておきます。ありがとうございました。
失敗して良かったことでは、失敗の経験から得た学びを書いていますので、もし興味があればどうぞ。