失敗だらけのキャリアでも前向きに生きていく

こんにちは。

今日は失敗について書きます。

自分の人生、失敗続きで辛い。できることなら過去に戻ってやり直したい。

こんなふうに考えている人はいませんか?

私もそう思うことがよくあります。

例えば、同世代で成功している人を見たときに「なぜ昔もっと頑張らなかったのか?」や「なぜあんな選択をしてしまったのか」と猛烈な後悔がこみ上げてきます。

しかし、現実問題、ドラマではないので過去には戻れません。

過去には戻れないので、その失敗とともに生きていくしかありません。

この記事では、そんな状況でも、できるだけ前向きにこれからの人生を生きていく方法を書きます。

失敗だらけのキャリアでも前向きに生きていく

冷静かつ論理的に考えると、いくら過去にたくさん失敗をしていても、その失敗を受け入れて前向きに生きていくしかないという考えに至ります。

ただ、それでも辛いときには過去を振り返って「あのとき、ああしていれば」と思ってしまうのが人間です。

それが普通です。

世の中には「悩みなんて何もない」「典型的なエリート街道をまっしぐら」といった人もいますが、きっと本当は何か悩みをもっているのだろうと思います。

私たちが他人を見るときって、得てして良い面しか見えないですからね。

私もおそらく周囲からはそう見られていると思います。

でも本当はいっぱい失敗をしています。

この記事では、そんな私の失敗談と、私なりの失敗への向き合い方をお伝えします。

この記事が、失敗に苦しんでいる人の何かの参考になればと思います。

私の失敗

  • そもそもチャレンジしなかった
  • やりたいことを主張しなかった
  • 準備万全で面接に臨まなかった
  • 迷った末にオファーを断った

そもそもチャレンジしなかった

まず初めの失敗は、そもそもチャレンジすらしなかったというものです。

チャレンジしていないので、普通は失敗にカウントされないかもしれませんが、チャレンジすらしないというのは大失敗です。

チャレンジしなかったら、成功する可能性は疑うことなくゼロです。

一方、チャレンジしたら、可能性はゼロではありません。

奇跡が起こることだってあります。

 
あんな超大手企業はどうせエリートしか受からない。
 
外資系企業なんて帰国子女しかいないよね。

こうやって勝手に卑屈になって、自分の可能性に蓋をしていたのです。

たしかに狭き門なのは間違いありません。

でも、本当に可能性ゼロの不可能な挑戦ではなかったのです。

今から宇宙飛行士になるとか、オリンピックに出るのはさすがに無理ですが、言ってもサラリーマンとして会社に入るレベルの挑戦です。

実際、過去に挑戦すらしなかった企業にリベンジして、内定を貰うことができました。

無理目な挑戦でも挑まないと成功はないのです。

初めから無理と決めつけるのは、自分にとって最大の失敗だったと今断言できます。

やりたいことを主張しなかった

次は会社の中でやりたいことを主張しなかったという失敗です。

行きたい部署に行かして欲しいとお願いをしなかったのです。

はっきり言うと格好つけていました。

必死になってやりたいことをやらせてもらえるようにお願いするのが恥ずかしくて、無関心を装って格好つけていたのです。

案の定、異動は叶いませんでした。

人事を決めているのは、結局、機械ではなく生身の人です。

なので人事権のある人を特定して、その人に異動させてもらえるようにお願いすべきだったのです。

そういったアクションを取っていれば希望が叶う可能性があったかもしれませんし、少なくとも手を尽くしたので後悔はなかったはずです。

やらない後悔は大きいです。

ちなみに希望の部署に異動するノウハウは、希望の部署に異動するにはどうしたらいい?にまとめているので、興味のある方は読んでください。

準備万全で面接に臨まなかった

これは私の癖かもしれませんが、準備が甘いことが多いです。

出たとこ勝負を好む傾向にあって「何とかなるだろう」と楽観的に考えるのです。

詰めが甘いんですよね。

実際、何とかなることもありますが、全く何ともならないこともありました。

せっかく最終面接まで行った憧れの企業。

当時はそこに入れればバラ色の人生が待っている。

そこまで志望度が高いのに、今から考えると不十分な状態で臨みました。

例えば、絶対に聞かれるであろう志望動機ですら上手く言えるか曖昧な状態でした。

練習で上手くできないことが、本番で運よくできるなんて滅多にないですよね。

案の定、ものの見事に撃沈してしまいました。

なぜ準備を万全にして臨まなかったのか。今でも悔やまれます。

しっかり準備をして自信をもつ方法については、【転職】面接で自信をもつ方法にまとめています。

迷った末にオファーを断った

今までダメダメなエピソードを書いてきて、気持ちも悲しくなってきましたが、極めつけの話があります。

そんな私でも苦労の末に掴み取った内定がありました。

しかし土壇場で行くことをやめました。

これは今、当時を思い出して頭を整理してもいろんな思いが交錯します。

そのときは混乱していました。

そして辞退した後に、後悔するという謎の状態です。

まったくロジカルではないですし、人間としての未熟さが露呈した出来事でした。

ひどく落ち込みましたし、回復までにはかなり時間がかかりました。

今でもふとした瞬間に思い出して、すごく悲しい感情になることがあります。

あの時に戻れるならと何度思ったか分かりませんが、当然戻れるもなく、絶望の日々でした。

こんな訳が分からない状態でも時間は容赦なく過ぎて、明日はやってきます。

結局、どこかで前を向いて歩きだすしかないんですよね、人生は。

失敗に共通しているのは行動していないこと

さて、ここまで私の失敗談を書いてきました。

この4つのエピソードに共通しているのは何でしょうか?

それはズバリ、行動しなかったということです。

チャレンジしなかった。やりたいことを言わなかった。準備をしっかりしなかった。オファーを受けなかった。

全て行動をしなかったのが失敗の原因です。

勝手に自分の限界を決めたり、言い訳を創作したりして、歩みを止めていました。

もっと正確に言うと傷つくことを恐れて、行動しませんでした。

でも自分の人生を振り返ると「行動しなかった事実」が最も自分を苦しめています。

「なぜ、あの時やらなかったのか・・・」そんな苦しい思いを抱えて生きています。

人にどう思われようが、失敗しようが、行動すれば良かったのです。

たしかに「やっぱりやめておけばよかった。なんて馬鹿な行動をしたんだ」と思うかもしれません。

でも、どうせ後悔するなら、やってする後悔の方がましだと思いませんか?

私はそう思っています。

失敗への向き合い方

ここまで失敗について書いてきましたが、終わったことは仕方ありません。

今からどうすることもできません。

悩んでいても、短い人生です。

くよくよしている間に終わってしまい、また後悔します。

では、どうするか?

それこそ、アクションですね。

今からでも行動して、今度こそ後悔のないようにするしかありません。

そうするための、過去の失敗への向き合い方を説明します。

  • とにかく忘れる
  • どうなっていたか分からないと考える
  • 過去の失敗は未来につながると信じる

とにかく忘れる

一つ目は、とにかく忘れることです。

失敗→反省→忘れる

このサイクルで完了です。

反省することで次からは改善します。

ただ失敗を引きずるとずっと苦しいので、なるべく早く忘れてしまいます。

忘れる方法はとにかく自分が楽しいことをすることです。

旅行、温泉、ご飯、趣味と、とにかく何でも良いので思いっきり楽しんでリラックスしましょう。

私の経験上、後悔したり悩んだりしても良いことはありません。

悲劇の主人公のように感傷に浸るのは、心地よいかもしれませんが、辛いです。

忘れる努力をしましょう。

どうなっていたか分からないと考える

二つ目は、どうなっていたか分からないと考えることです。

実際、どうなっていたかは分かりません。

憧れの企業に入っても、人間関係が悪くて辛い思いをしたかもしれません。

行きたくない部署に行って、また転職を考えたかもしれません。

そう、どうなっていたかなんて誰にも分からないのです。

なら、悩む必要はありません。

今の選択が、自分にとってベストだったのかもしれません。

いえ、むしろ、そう思い込みましょう。

今の選択がベストだ。失敗なんて何もない。

辛い人は、それぐらい思ってしまっても良いと思います。

過去の失敗は未来につながると信じる

最後は、過去の失敗は未来につながると考えることです。

実際、大きな失敗をした後に大きく人生を変えている人がいます。

失敗は自分の生き方を見つめ直す良い機会になります。

失敗は努力して猛烈に頑張る動機になります。

このように、失敗は将来のより良い人生につながっていると信じるのです。

きっとこの失敗には何か意味があると自分に言い聞かせるのです。

だって、こんなに辛い思いをしたんですから。何か良いことがないと報われないですよね。

私はそう考えるようにして、失敗に対処しています。

前向きに生きています。

まとめ

今回は失敗だらけのキャリアでも前向きに生きるというテーマで記事を書きました。

私の失敗エピソードと、失敗への向き合い方が参考になれば幸いです。

最近思うのは、本当に時間が過ぎるのは早いということです。

うじうじ悩んでいる間に人生終わってしまいます。

今からでも良い方向に変えるために、アクションをとる。

これに尽きると思っています。

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