突然ですが、Clubhouseは風の時代を体現しているサービスだと感じています。
スピリチュアル好きではない私でも、Clubhouseと風の時代の特徴を比べれば比べるほど、そう思わざるを得ないのです。
土の時代に重視された価値観から、風の時代では大きなパラダイムシフトが起きると言われていますが、その変化をClubhouseに強く感じるのです。
この記事では、この考えを説明していきます。
Clubhouse(クラブハウス)は風の時代の象徴か?

Clubhouseは風の時代を体現しているという考えを説明していきます。
説明の手順としては、まず風の時代の特徴を説明したうえで、Clubhouseがそれに当てはまっていると説明します。
さらには、こういった世の中の方向性を受けて、私たちはどんな生き方をすべきかについても考えます。
この記事の流れ
- 風の時代の特徴とは?
- Clubhouseを当てはめてみると?
- 風の時代の生き方は?
それではいってみましょう!
風の時代の特徴とは?

風の時代の特徴として言われている、キーワードをいくつかあげます。
- 情報
- 体験
- 個人
- シェア
- 人とのつながり
風の時代では、これら情報や体験、人とのつながりといった目に見えないものが重視される時代になると言われています。
一方、今までの土の時代では逆で、物質的な豊かさが重視されていました。分かりやすく言えば、お金・所有・地位・組織・縦社会です。
まさに一昔前の価値観そのものですね。私もこういったものを手に入れたかったですし、正直に言うと今でも心惹かれるとこともあります。
しかし、世の中の価値観が変わってきているのは感じますし、私自身の考えも徐々に変わってきています。
特に若い世代には「お金持ちにならなくてもいい。偉くならなくてもいい。それよりも自分の好きなことを好きな人としたい」という価値観があることは強く認識していますし、私もそう思うようになってきました。
この考えの変化には自分も驚いています。やはり人は変わるのですね。それも内発的にというよりは、周りの環境で。
そして世の中を見渡せば、今評価されているサービスは同じ価値観のものです。
所有ではなくシェアは普通になり、シェアオフィス、シェアカーが広まってきています。昔は車を持つことに憧れた人も多いと思いますが、今は必要なときに使えればそれでいいのです。
音楽・書籍・映画も物質的なCD・本・DVDを買って所有するのではなく、サブスクで使うのが当たり前になりました。
モノ余りといわれて物質的なモノは売れない一方、人は体験にはお金を使います。例えばコンサートなど、その場限りの熱狂を一緒にいる人と共有して楽しむトキ消費が人気です。
そういったなかでも象徴的なのがSNSです。SNSは情報を一瞬で拡散させ、今までは物理的な距離でつながれなかった人もつなぎます。
SNSによって今まで知られる術がなかった普通な人から、インフルエンサーとして信じられない数のフォロワーがつく人も出てきました。
このように風の時代を体現するサービスは、既に私たちの身の回りにたくさんあります。そして、それらは今波に乗っているサービスが多いのです。
そして、その風の時代を象徴するサービスが音声SNSのClubhouseです。
Clubhouseを当てはめてみると?

Clubhouseが風の時代を象徴する理由として考えるポイントは以下の3つです。
- Clubhouseは情報に溢れている
- Clubhouseで個にスポットライト
- Clubhouseは人のつながりを生む
Clubhouseは情報に溢れている
Clubhouseは風の時代で重視されている情報に溢れています。
土の時代では情報は、メディアや企業などのごく一部の限られた人しか長い間発信できませんでした。
しかし、ネットやSNSが出てきてからは、個人でも発信できるようになりました。
SNSではTwitterはテキスト、YouTubeは映像、インスタは写真といった各種類の情報コンテンツが発信されています。
そこに音のClubhouseが来ました。
今までのSNSの中ではYouTubeも映像とともに音を伝えられますが、Clubhouseは発信までの敷居がぐっと低くなったと感じています。
YouTubeではそれなりにストーリーを考えて台本を作って撮影する必要がありますし、場合によっては時間をかけて動画編集も必要です。
つまり、YouTubeは発信までにそれなりの労力が必要なのです。
しかしClubhouseはもっと気楽です。
自分がルームの主催者になるのであればテーマを考えたり、モデレーターとして上手く会話を回したりとそれなりに大変ですが、単に参加して発言するのは楽にできます。
発信までのハードルが低いのです。
ハードルが低くなったことによって、YouTubeをアップするまではしたくないという人でも気楽に発信できるのです。
これによって今まで発信していなかった人も発信するようになります。
また、情報の質も上がると考えられます。
双方向性といった観点では、他のSNSはテキストでやり取りはできるものの、リアルタイムに会話はできません。
しかしClubhouseは会話なので、リアルタイムに話ができます。
思いもしなかった展開になったり発想が生まれたりと、ブレストのように一人では考えつかないアイデアが出ることがあるのです。
これによって情報の量に加えて、質も上がると思うのです。
このようにClubhouseは情報といった観点で魅力的なSNSと思っています。
Clubhouseで個にスポットライト
Clubhouseは風の時代のポイントである個に注目が集まるサービスだと考えます。
Clubhouseは無名の人にもスポットライトが当たりやすいサービスなのです。
先程、発信のハードルが低いと書きました。
これは優れた能力をもっていても今まで発信していなかった人にもスポットライトが当たる可能性があることを示しています。
TwitterやInstagram、YouTubeを伸ばすにはコンスタントに投稿する継続が必要です。またテクニックもある程度いると理解しています。
今まで発信に意義を見出せず、投稿を本気でしていなかった人もいるでしょう。
Clubhouseもフォロワー数を伸ばすには、いろんなルームで発言したり、自分でルームを開いたりといった努力も必要だと思います。
しかし、そういった継続的な努力の他にも、インフルエンサーや著名人との会話で存在感を出せる人もいると考えるのです。
Clubhouseは会話なので瞬発性が必要です。ちょっとネットで調べて考えをまとめてから発信という感じではなく、その場で自分の考えを話す必要があります。
これはその人の実力がもろに出るのです。実力がない人は取り繕えないのです。
そして「この人はすごい!」となれば一瞬にして注目をされます。
このように今まで埋もれていたすごい逸材にスポットライトがあたるサービスであり、風の時代の個人が重視される点にぴったり合っていると思うのです。
Clubhouseは人のつながりを生む
Clubhouseは風の時代で重視されている人とのつながりを生みます。
- 何気なく開いたルームで面白い人を見つける
- フォローしている人の話し相手に興味をもつ
- 仕事やコラボレーションのきっかけとなる
こんな偶発的な新しい出会いがあります。
インターネットやSNSの特徴の通り、そこに物理的な距離の制約はありません。
また先程書いた通り、会話はその人の持つ実力が出やすく、考えやキャラクターも伝わりやすいので、距離が近づくのもテキストよりも早いです。
このようにClubhouseは風の時代の特徴である「人と人とのつながり」を新たに生むサービスなのです。
そしてそこでは、きっと今まで重視されていた肩書や地位よりも、自分と合うかどうかといった気持ちの方が重視されるのではないかなと考えています。
Clubhouseについては、【音声SNSアプリ】Clubhouse(クラブハウス)はなぜ評判?も是非読んでください。
風の時代の生き方は?

ここまでで、Clubhouseが風の時代を体現しているという考えについて、その理由を説明してきました。
私の説明で納得してもらえた方もいれば、ちょっと違うのではと思われている方もいるかと思います。
ここからは、こういった世の中の流れを受けて、私たちはどうすべきかについて、少し考えてみます。ここでは仕事の話を書きます。
個人的には仕事について、以下の考えを大事にしたいと考えています。
- やりたい仕事をする
- 働きたい場所で働く
- 働きたい人と働く
- 必要なだけ稼げる
- やりたくないことはしない
こういったことを言うと、一昔前なら「わがままだ」と怒られたかもしれません。
嫌な仕事も我慢してやる。会社に命じられれば世界中どこでも転勤する。嫌な人とも我慢して働くのが真の社会人だと言われそうですね。
しかし、その意見も分かるものの、それは私が本当に求めているものではなく、どちらかというと身体が拒否反応すらします。
風の時代は、まさに風の通り柔軟でしなやかに生きることが許される時代だと感じています。私の理想とする働き方も決して変なものではないと考えています。
情報のインプットだけではなくアウトプットとして発信しながら、個人としての実力を磨き、人とのつながりを大切にしていきたいと考えています。
Clubhouseや他のSNSもそれを実現するための一つの手段ですね。
私も風の時代の流れに乗り、できるだけ遠くまで行ってみようと思っています。
まとめ

この記事では今注目されているClubhouseは風の時代を体現したサービスであるという考えについて説明しながら、これからどんな時代になるか、私たちはどう生きていくべきかについて考えました。
風の時代には、凝り固まった価値観は必要ないと考えています。
人の目を過度に気にするのではなく、自分の信じる道を行けば良いと思うのです。
新しい時代に変わる節目を生きられて幸せだとポジティブにとらえ、日々成長できるように生きていきたいと考えています。