後悔していることはありますか?
はい。私はあります。
それは、とある企業の内定を断ったことです。
憧れの超大企業に奇跡的に内定を貰ったものの、心の準備が出来ていなかったのです。
まさか受かると思っていなかったので、受かった後のシュミレーションが全くできておらず、うろたえたのです。
今振り返れば意味不明ですが、当時は必死でした。
そして最終的に新しい会社への挑戦ではなく、現状維持を選んで内定を断りました。
その時は「ほっ」としたのを覚えています。
コンフォートゾーンにとどまって安心したんでしょうね。
しかし、しばらくして落ち着くと、猛烈な後悔が襲ってきました。
朝から夜までずっとそのことが頭から離れません。
夜寝ていても悪夢にうなされて起きてしまう始末です。
「なぜ行かなかったんだろう」
「もうこんなチャンスは2度とないのに。本当に情けない」
こんな気持ちがグルグルと何回も何回も頭を駆け巡りました。
本当に辛かったです。
その後、リベンジしようと別の会社を受けるも、やはり気持ちが入っていなかったのか、あっさりと落ちました。
この経験から学んだ教訓は「挑戦して失敗するのはまだいい。挑戦する前に辞めた後は後悔がずっと続く」ということです。
その後、どうしたかですが、それは時間が解決してくれました。
人間というのは本当に上手くできていて、時間がたつとともにその後悔も薄れるんですよね。
そして、また平穏な気持ちを取り戻すことができました。
しかし、数年たった今でも思い出すときがあります。
その企業の良いニュースが目に入ったときなど、情けないのですが、当時の想いを思い出して悲しくなります。
しかし、自分の決断ですので、それを抱えて生きていくしかありません。
今できることは、この経験をいかに生かすかだと思っています。
失敗を失敗のまま終わらせずに、奮起する糧にするのです。
そして、5年後や10年後振り返ったときに、「あの失敗が人生の転機だった」と思えるようするのです。
転んでもただでは起き上がらない。
そんな気持ちでやっていこうと思っています。
最近読んだ本で気持ちの整理に良い本があったので最後に紹介します。
当時読みたかったです。