ビジネスで求められる英語力とは

 
ビジネスではどれぐらいの英語力が求められるんですかね?将来、英語を使って仕事をしたいと思っています。

こんな疑問に答えていきます。

「海外と英語でビジネスをしたい」「グローバル人材になりたい」「外資系企業に転職したい」こんな目標をもつ方も多いと思います。

ここで疑問なのが「でも、ビジネスで通用する英語力ってどんなレベル?」というものです。

そこで、この記事では英語初心者の方に向けて、ビジネスで求められる英語力について解説をします。

将来は英語でビジネスをしたい英語初心者
ビジネスで必要な英語のレベルと勉強方法

ビジネスではどのように英語を使う?

まずはビジネスの現場でどのように英語が使われているかをみていきましょう。

会社や職種によってもバラバラですが、一般的なシチュエーションをあげます。

英語を使うシチュエーション

  • ネットでの情報収集
  • メール
  • 電話
  • 電話会議
  • 打合せ
  • プレゼン
  • アテンド
  • 出張

ひとえに仕事で英語を使うと言っても、ここにあげた全ての業務で英語を使っている人もいれば、メールだけの人もいます。

当然、求められる英語力のレベルも大きく異なってきます。

メールでのやり取りだけであれば、そこまで高い英語力はいりません。

英語に自信がない人でも翻訳ソフトやネットを駆使することで、海外とコミュニケーションが取れます。

実際、毎日英語で海外とメールのやり取りをしている人のなかには、英語が全く話せない人もいます。

一方、電話会議・打合せ・出張を英語でこなすとなると、それなりにレベルの高い英語力が必要になってきます。

そして、この記事を読んでくれている方は、おそらくそういったビジネスシーンで英語を使うことを目標にしていると思います。

ではそこで求められる英語のレベルを次でみていきます。

求められる英語のレベルは?

ここでは電話会議・打合せ・出張といった本格的なビジネスシーンで求められる英語のレベルについて説明します。

英語でビジネスをするには以下2点が必要です。

  • 相手の話していることが理解できる
  • 自分の伝えたい内容が話せる

ただし、完全に相手の言っていることが分かり、話したいことが完璧に話せる領域に到達するのはかなり時間がかかります。

正直、日々海外と電話会議を行っている筆者も完璧には程遠いです。

ここでは、初心者が最初に目指すべき英語力を定義して、そこへの到達方法について話していきます。

初心者が最初に目指すべき英語力

  • ゆっくり話してもらう、もう一回言ってもらう、簡単な表現で言い直してもらうことで理解ができる
  • 致命的な単語や文法の誤りがなく自分の伝えたい内容が何とか伝えられる

まずは最低限ここを目指すべきです。

正確に言うと、これは顧客とのやり取りではなく、自社の海外現地法人といった身内と話す際の最低限のレベルです。

お客さまが相手だと、あまりにレベルの低い英語で相手の気分を害してしまったり、聞き間違いでトラブルになったりする可能性があるからです。

まずは社内と英語で仕事をすることを目標にしてみましょう。

どうやってビジネスで使える英語力を伸ばす?

目標がクリアになったところで、ここでは英語力を伸ばす方法について解説します。

世の中に英語の勉強方法はあふれており、実に様々なやり方があります。

その人に合った勉強方法を選ぶのが一番ですが、ここでは私の考えを説明します。

私がいろいろと試行錯誤したうえで悟ったのは、英語で仕事をすることが最短の上達方法ということです。

具体的には下記の2ステップを繰り返すことを強くおすすめします。

ビジネス英語の習得方法

  1. 絶え間ない自主的な英語学習
  2. 仕事でのアウトプット

①絶え間ない自主的な英語学習

仕事で英語を使うためには、最低限の英語力が必要です。

全く英語ができない状態では実務をこなせないからです。

その最低限の英語力を身につけるために、まず自主的に英語を学習しましょう。

独学、英会話スクール、留学と様々な手段がありますが、独学でも最低限の英語力を身につけることは可能です。

留学なしで英語を話せるようになった人を何人も知っていますし、私自身も留学経験はなく基本的には独学で学んできました。

なお、英語の学習に終わりはありませんし、自分がどのレベルに到達したいかによって、投下する時間も大きく変わってきます。

私もTOEIC800点や900点は遥か彼方に感じていましたが、いざ到達すると全く満足できる英語力ではありませんでした。

ペラペラと英語を話して仕事を進める姿とは程遠かったのです。

ちなみに、現行の英語力をキープする為にも日々の勉強は必要です。

勉強しないと英語力はどんどん退化していきます。

②仕事でのアウトプット

私が最も重要と感じるのが、仕事でのアウトプットです。

仕事の良いところは強制力があることです。

プライベートだと、もう少し上手くなってから英語で話そうという様に先延ばしにしがちですが、仕事だと逃げられません。そこで必死に勉強します。

また仕事では、自分が携わるビジネスで使われる単語・表現を効率よく学べますし、関わる相手の英語に慣れることができます。

そして何より実際に英語を使って失敗する、恥をかく、上手くいくといった経験を積むことが、英語学習のモチベーションになります。

上手くいかなかったら次は失敗しない様に勉強しますし、上手くいったら英語がもっと好きになると思います。

このように「自主的に英語を勉強して英語のレベルを上げる⇒仕事で使って英語力を上げる」を続けることが上達への近道なのです。

まとめ

この記事ではビジネスでどれぐらいの英語力が求められるかを見てきました。

企業が海外に活路を求める中、ビジネスで海外と関わることは益々増えてきますが、海外とビジネスをするのに語学力は最低限必要です。

この記事が英語でビジネスをしたい方の参考になれば幸いです。

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