ハッキリ言って転職活動は苦しいです。
私も転職活動で苦労したので、辛い気持ちはよく分かります。
運よく面接に行けても、1次面接から先に全然進めず泣きそうになりました。何回も、お祈りメールを受け取りました。
この記事では、そんな転職でどこにも受からなくて不安な人に、解決法を伝えます。
私は連戦連敗の転職活動から、最終的にはフォーチュン500に入っている大企業2社から内定をもらいました。
なぜダメダメだった私が内定をもらえたか?
その経験をお伝えしていきます。
転職で受からなくて不安な人へ

なぜ、落ちまくっていた私が最終的に内定をもらえたか?
それは面接の受け方を大きく変えたからです。
このままでは一生受からないと思って、今までのやり方を捨てました。
すると不思議なぐらい受かるようになりました。
ポイントは以下の3点です。
- 開き直った
- 丸暗記をやめた
- 準備をしっかりした
これは私の経験なので全員にはあてはまらないかもしれません。
しかし何かしら現状を打開するヒントは提供できるかと思っています。
それぞれ解説していきます。
開き直った

まず初めにメンタル面で変えたことをお伝えします。
一言でいうと、開き直りました。
Before:自分を出せていなかった
今までは「何を聞かれるんだろう」「受からなかったらどうしよう」と、どこかビクビクしていました。
しかし、あまりに落ちるので、ついに吹っ切れました(笑)
開き直ると話し方も変わりました。
以前は綺麗な敬語を使わないといけないと、不自然な話し方になっていました。
言葉づかいに気を取られるあまり、話し方がたどたどしくなってしまい、歯切れが悪かったのです。
それをやめました。
After:自分らしく話すようにした
開き直って、思ったことをいつも通りの言葉でハッキリと言うようにしました。
それが面接官には自信があるように映ったのだと考えています。
「なんだそんなことか」と思われた方もいると思います。
しかし、自信の効果はあなどれません。
特に面接に落ちまくっているときは負のオーラが出ている可能性があります。
そういうものは人に伝わります。
それを断ち切って、明るいオーラで面接に臨むことが大事です。
丸暗記をやめた

次に変えたのは丸暗記をやめたことです。
以前は絶対に聞かれる以下の質問は、暗記して面接に臨んでいました。
- 自己紹介
- 自己PR
- 転職理由
- 志望動機
やはり丸暗記していないと不安だったのです。
Before:丸暗記していた
しかし、丸暗記には弊害があります。
- 聞いていて退屈
- 文章を読んでいるようになる
- 面接の流れと合わない場合がある
まず聞いていて退屈です。用意された言葉という感じがします。
そして人によってはもろに文書を読んでいる感じになります。
面接官からしたら「準備してきたのね」と思います。
さらには、それまでの面接の流れと合わない場合があります。
すでに話したことをまた話してしまい重複するなどが起こります。
こういったデメリットがあるので、基本的に丸暗記はやめた方が良いです。
After:その場で考えて話す
では、どうするかを説明していきます。
丸暗記はやめて、その場で考えて話すことをおすすめします。
これは普通の会話と同じです。
何か質問をされたら、その場で考えて質問に答えるのです。
普段の会話と同じなので自然です。
では、全く準備しなくて良いかというとそうではありません。
全ての質問にアドリブでうまく答えられる人は少数です。
なので回答案は考えておきましょう。
事前に考えておいた回答案をベースに、面接当日の話の流れや、面接官の反応を見ながら話す内容を変えていくのです。
これで全く何も話せないという最悪の事態にはならず、より当日の話の流れにマッチした回答ができます。
こちらも参考にしてください
準備をしっかりした

最後は、事前の準備です。
一つ一つの面接を大切に考え、入念な準備をするようにしました。
Before:どこか出たとこ勝負だった
以前は丸暗記をしていた割に、出たとこ勝負で準備な十分をしていませんでした。
「何とかなるだろう」と、謎の楽観的な見通しがありました。
しかし落ち続けてやっと目が覚めました。
「これは、しっかり準備しないと本当に通らない」と気づいたのです。
After:入念な準備で自信をもって面接へ
私がした準備は以下の通りです。
- 業界研究
- 企業研究
- 競合他社との比較
- 聞かれそうな質問をリストアップ
こういった準備をすることは自信にもつながります。
業界研究
四季報、業界地図、業界研究の本、ネット、雑誌を可能な限り読みました。
本は全ては買えないので図書館で借りました。
瞬間的には、業界通と言えるほどのレベルになったと思います。
下記の内容を語れるようにしました。
- 業界の主要企業
- 業界の見通し
- 業界が抱える課題
企業研究
企業研究も念入りにしました。
採用ページ、IR、書籍、雑誌、YouTube動画と可能な限りの情報を集め、以下の内容を頭に叩き込みました。
- 経営理念など大切にしている価値観
- その企業の事業・ビジネスモデル
- 企業が抱えている課題
- 今後力を入れようとしている分野
競合他社との比較
競合他社との比較も大事です。面接では「なぜ競合ではなく当社か」と聞かれる可能性が高いからです。
以下の点を理解するようにしました。
- 競合とどの様に差別化をしているか
- その企業が競合に勝っているところ
- その企業が競合に負けているところ
聞かれそうな質問をリストアップ
最後に聞かれそうな質問は全てリストアップをして回答案を考えました。
とにかく面接官の立場に立って回答を考えるようにしました。
自分が話したいことではなく、面接官が聞きたい話をするようにしたのです。
面接は私たちが自分の好きな話をして気持ちよくなる場ではありません。
面接官が聞きたい内容について、的確に答える場です。
面接官の質問の意図をしっかりと考え、期待されている回答を考え抜きました。そして前述の通り、当日の話の流れや雰囲気で、その内容をアレンジして話すようにしました。
こちらも参考にしてください
繰り返しになりますが、ここまでで説明した入念な準備は回答内容だけでなく、自信にもなります。
まとめ

この記事では転職で落ちまくっていた私が変えたことを説明しました。
どれも本当に基本的なことばかりです。
しかし、どこまで突き詰めても、面接は「人と人の会話の場」なので、特別な抜け道はないと思っています。
書類選考を通過して面接に呼ばれているということは、基本的なあなたのスペック(経験やスキル)は企業が求めるレベルを満たしている可能性が高いです。
ですので、面接は人間性やモチベーションの確認が半分を占めると思っています。
そうなると、今回説明をした話し方・雰囲気・自信といった点は非常に重要です。
もし自分に当てはまるところがあるという人は、是非、この記事も参考に改善をして、面接に臨んでもらえればと思います。
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。この記事が少しでも皆さんの転職活動の参考になれば幸いです。