長い人生、何をやって生きていくかはとても大事ですよね。
この記事では私の経験を基に、ライフワークとなる仕事の選び方について書きます。
ライフワークの見つけ方

そもそもライフワークって何?という方もいるはずです。
人によって定義は違うと思いますが、ライフワークを私の言葉で平たく表現すると「これは一生やっていられるな」と感じる仕事のことです。
ただし、単に自分が楽しむ趣味とはニュアンスが違います。
一生かけて一つのテーマや専門性を追求し、自分自身のスキルや知見を深めていくことで、顧客により良いものを提供できるようにしていくことです。
仕事として「一生やっていられる」と感じるには、自分の得意な領域である必要がありますし、好きなことでもあるべきです。
得意な領域でないと、まず価値を生むことができません。価値がないものは仕事としてそもそも成り立ちません。
また、好きであるというのも重要です。ライフワークは長い年月をかけてやっていく仕事なので、好きでないと続きません。
好きで続けられるからこそ、スキルが向上して、より良いアウトプットが出せるようになります。成長することができます。
自分の得意なこと、好きなことを見つけるのが難しいという人もいますよね。
しかし、私は「消去法」で残ったものを選んでも良いと考えています。
消去法と聞くとネガティブなイメージかもしれませんが、「これが苦手だ」とか「これだけはやりたくない」ことを理解することで、その人の特性が分かってくるのでむしろ良いことです。
無理に得意なことや好きなことを選ばなくても、最終的に自分の中に残った「これならやれるかな」というものを広げていくのもありです。
やりたくないことを洗い出す

消去法でのおすすめは「やりたくないこと」をノートに書き出していくことです。
頭の中で考えていても、考えがぐるぐる回って整理できませんし、時間がたてば忘れてしまいます。
まずは、自分が嫌なことや、やりたくないことを書き出してみてください。
身体が拒否反応を示したこと、胃がキリキリと痛んだこと、逃げ出したいと思ったことが嫌なことです。
私は「ノルマの果てしない営業」や「刹那的な働き方」は嫌だと思いました。
それはサラリーマンとして証券会社に勤めた経験、アルバイトをした経験で至った考えです。今はフリーランスとして働いています。
私のキャリアの経緯は、キャリアの試行錯誤を話します【3つの経験】に書いています。
やりたくないことを書き出すことで、理想の働き方が少しずつ浮き彫りになってくるのです。
もちろん、それでもすぐにはライフワークは見つかりません。
でもそれで良いのです。一生の仕事なんて簡単に見つかりませんし、考えれば見つかるものではありません。
まずは考えるきっかけをこの消去法でつくって、そこからいろんな仕事を試しながら、徐々に見つけていけばいいのです。
こちらも参考にしてください
人生をデザインする

昔は人生のデザインなんて考えなくても、ある程度人生のひな型がありました。そして、それに沿って生きることに何の疑問ももたない人の方が多かったですよね。
義務教育を経て高校へ進学。入った大学によって入社できる会社がだいたい決まる。年功序列・終身雇用で順調に給料があがっていく。やがて定年になり老後は年金をもらいながら余生を過ごす。
こういった人生が一般的でした。
ですが今や年功序列・終身雇用は崩れてきています。その一方で平均寿命は伸びています。教育はオンラインになり、会社もリモートになってきています。
こんな状況では、もはや人生のひな形は使い物にならなくなりました。
これからは、各人が選んだライフワークを前提として生きていく時代なのです。
誰とつながって、どういう環境に身を置いて、どんな生活を送りたいのかを一人一人が自分のライフデザイナーとなり設計するのです。
設計者は会社でなく自分なのです。
楽しい人生にするか、つまらない人生にするかは自分次第なのです。
どうせだったら楽しくて充実した人生にしたいですね。
まとめ

この記事では、ライフワークの見つけ方について解説をしました。
結論:まずは消去法でよい
そして、消去法で残った選択肢から人生をデザインするのは自分自身です。
是非、自分が喜ぶ心地良い生活をデザインできるよう、楽しみながら日々がんばっていきましょう。