こんなふうに思っていませんか?
私も全く同じでした。
主婦でありハンドメイド作家である私は日々の業務をこなすことに必死で、新しい音楽や映画を自分で調べて刺激を得る余裕を失っていました。
というか、最近の音楽を聴いても「ふーん」を思う程度で、あまりピンとくるものが無かったのが本音です。
知らず知らずのうちに心が固まっていたのかもしれません。老化ですかね(笑)
そんなときに藤井風さんを知りました。彼の音楽や演奏を聴くことで毎日が少し、いやかなりハッピーになった経験をしたのでシェアします。
「最近少し疲れているな」という方に、藤井風さんについて知ってもらって一人でも笑顔になってもらえる人が増えたら嬉しいなと思っています。
いつものフリーランスの記事とは少し違いますが、息抜きに読んでください。
老若男女を虜にする藤井風という天才について
皆さんは藤井風を知っているでしょうか?
テレビなどのマスメディアにはあまり出ていないので知らない人も多いと思います。
かくいう私も知りませんでした。
しかし友人から紹介され、見事にはまってしまいました。
このように「人から聞く→はまる→人に伝えたくて自ら発信する」という流れは本当に今時だな~と改めて思います。
実力がある人はメディアに出なくてもこんな感じで拡散されていくんでしょうね。
では藤井風さんについて解説していきます。
「何なんw」と「アダルトちびまる子さん」
私が藤井風さんを知ったきっかけは、友人からの何気ないLINEでした。
「最近、藤井風くんていう子のYouTube見てるよー」とおススメの動画が送られてきたのです。
いつも私は洗い物をするときに何かしら聞き流し系のYouTubeを聴いていて、早速その友人がシェアしてくれた音楽を聴いてみました。
「何なんw」
そのときに聴いた一つ目が「何なんw」です。
何なんw?歯にはさがった青さ粉?
歌詞が変テコなのに、圧倒的に歌が上手い。聴いていて心地いい。メロディめちゃくちゃかっこいい。
「全身鳥肌→洗い物中断→画面ガン見→即ファン化」の流れでした。
これが藤井風さんを知ったときのエピソードなのですが、ファンの方は結構この流れに似ている人多いんじゃないかと思います。
一気に引き込まれるこの感じ。きっと魅力が音楽の中で増幅して溢れ出ているのでしょうね。
「アダルトちびまる子さん」
そしてその後に聴いた曲が「アダルトちびまる子さん」(笑)。
この動画はデビュー前に「踊るぽんぽこりん」を耳コピし、大人っぽい雰囲気にアレンジして歌っているのですが、これがいい。
もうめちゃくちゃかっこいい、歌も演奏も超絶かっこいいのに、動画のなかの藤井さんの恰好はアダルトちびまる子さんのコスプレで、そのギャップがまた面白いんです。
藤井風とは?
このあたりで、藤井風さんが何者なのかを紹介しておきます。
藤井風(ふじいかぜ、1997年6月14日生まれ)。4人兄弟の末っ子として岡山県の南西部に位置する小さな町「里内町」生まれる。
身長181センチ、B型。
3歳のころから楽器を弾けない父からピアノやサックス。そして英語を教えてもらい、小学校の終わり頃には「これからはYouTubeの時代」という父の一言で、実家の喫茶店で撮影したピアノカヴァーをYouTubeにアップしたことが後に音楽の世界に飛び込むきっかけとなる。
幼少期よりジャズやクラシックだけでなく、ポップス、歌謡曲、演歌など、年代・ジャンルを問わずありとあらゆる音楽を聴いて育ったことから「国内外を問わず活動するミュージシャンになる」という想いが自然と芽生える。
2019年初春、活動の拠点を岡山から東京へ移す。
ややシンプルに書きましたが、ここで驚くのが音楽を教えてくれた人が楽器を弾けない父親であることです。
どうやって教えたの?って感じですよね。
そして、小さな田舎の町で生まれ育ち、そこから出ることなくネットを通じて、世界に発信し続けていたということ。
最後にまだ23歳という若さ!信じられません。
YouTubeの藤井風さんチャンネル「Fujii Kaze」がまるで宝箱
「これからはYouTubeの時代」という父親の一言でYouTubeを始め、中学生の頃からピアノを弾いている藤井風さんの動画がYouTubeに上がっています。
それは藤井風ファン化した私のような人間からしたら、まるで宝の山。
ザックザク出てくる動画という名の宝石。えぇ見ましたとも。見漁りました。お父様、ご家族様、ありがとうございます。
初期の頃は歌ってはいません。ピアノ演奏のみです。
ピアノを演奏しているときは真剣そのものなのに、終わった瞬間の照れたような、ピアノが楽しくて仕方ないような笑顔が本当に可愛らしいです。
高校生時代は音楽科の高校に通っていてYouTubeは休んでいたようです。
その後成長し、自分の好きな曲をアレンジして投稿する動画から歌も歌うようになっています。
選曲も良いです。J-POPや洋楽。どれもオリジナルを超えてくるアレンジ。
とにかく楽しそうにピアノを弾いて歌って、動画の最後には視聴者を楽しませるようにオチなんかもつけてくれて、超エンターテイナーです。
YouTubeのコメント欄には、そんな彼の魅力に完全に魅了された人の熱いコメントがたくさん!
そしてそのどれもが、愛や優しさや笑いの感情でいっぱいです。
読んでいてすごく共感できるし、面白いし胸が熱くなるコメントなんかもあったりして、Fujii Kazeチャンネルのコメント欄大好きです。
是非、読んでみてください。
とにかく好きな事をやっている
YouTube動画を見てもらえると感じると思うのですが、藤井風さんはピアノを演奏しながら歌うということをほんとに心から楽しんでいる様子です。
とにかく好きな事を、好きな人とチームを組んでやっている。
YouTube投稿は家族の力を借りながらやり、上京してからはずっずさんというマネージャーさんと一緒に活動しています。
少し前に、報道ステーションの特集の中で語っていたことがとても心に残っていてその言葉がこちらです。
「誰かがちょっといい気分で人生を送れたりするために、音楽やっとるようなもんなんで、もうそれがわしにとってすべて。それだけで生きていけます。」
本当に私は彼の音楽でいい気分で人生送れていますし、その力が彼の音楽にはあるとひしひしと感じます。
自然にただ素直に好きな事に向き合い、ただそれを発信し続け、その発信を人々が見つけて、今アーティストとしてたくさんの人の心に幸せを届けている。
これが真の「個の時代」だなぁと心から感じる今日この頃です。
そして「風の時代」がきます
好きなことが明確で、使命感もあって、それに向かって真っすぐ突き進む姿は今の悩める時代には輝かしくて、足元を照らしてくれる太陽のような存在です。
デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」(常に助け、決して傷つけない)は2020年5月にビルボードジャパン総合第1位をとっています。
内容も魅力がギュギュギュと濃縮されてかなり良いです。捨て曲なんてゼロです。
余談ですが、2020年12月22日を境に、時代がそれまで240年続いた「土の時代」から「風の時代」に変わるようです。
今までの世界の価値観や、人々の働き方・生き方などが大きく変わっていくと言われています。
私も詳しくないのであまり書けないですが、一般的に言われているのが物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさを重視されるようになるということです。
それまで土の時代では肩書や資産や土地に価値を見出していたのが、風の時代では情報や人とのつながりや想いに価値が移っていくのだそうです。
好きなことや得意なことを通して、人に幸せを届け、つながっていける時代。
この時代に、藤井”風”さんが登場してきたのも偶然じゃないような気がして、余計にわくわくしてきます。
まとめ
藤井風さんのことを語ると長くなるとは思っていましたが、やっぱり長くなりました。まだまだ書けますが 笑。
今、辛い人やなんか新しい刺激を取り入れたい人、わくわくしたい人は試しに藤井風さんの音楽を聴いてみてくださいね。
一度はまってしまうとなかなか抜けられないので要注意ですが、素敵な音楽を聴いて日々が少し明るくなると思います。
ではでは、今日はこのへんで。最後まで読んで下さりありがとうございました。