今回は社内公募の辞退をテーマに記事を書きます。
思い切って社内公募に応募したものの、辞退したくなる状況もあるかと思います。
その気持ち分かります。
私は社内公募の辞退こそありませんが、転職活動での内定辞退の経験はあります。
当時はすごく悩みましたし、今でも思い出すことがよくあります。
難しいテーマですが、社内公募の辞退について私見を書いていきます。
社内公募を断ることについて
社内公募を断ることについて、私が考えるポイントは以下の3点です。
- 転職活動での内定辞退とは異なる
- 最後に決められるのは自分だけ
- ただし冷静さを忘れないように
それぞれ見ていきましょう。
転職活動での内定辞退とは異なる
社内公募の辞退は、転職活動での内定辞退とは異なると考えます。
なぜなら、社内公募では辞退をしても、その会社で働き続ける必要があるからです。
社内の人事情報に「社内公募に応募したが辞退した」という記録が残りますし、場合によっては辞退した部署の人と一緒に仕事をする可能性すらあります。
これは転職とは大きな違いです。
そのため、社内公募の応募は、ある意味では転職以上に慎重にしなければなりません。
「応募して受かってから、実際に異動するか考えよう」ではなく、「受かったら基本的には行くもの」というスタンスで考えておく必要がありそうです。
しかし、途中で考えが変わる可能性があります。
その一つは、社内公募の面接を受ける過程で新しい情報を得ることです。
例えば、面接の過程で詳しい仕事内容を聞いたり、社内でその部署の噂を聞いたりすることがあるでしょう。
そういった新しい情報で自分の決断に迷いが生じます。
また、合格が出てから迷うこともあるでしょう。
人は最終的な決断をするように突き付けられてから、初めてそれが現実問題になり真剣に考え出す生き物でもあります。
これは私が内定辞退をしたときに強く実感しました。
内定が出て、そこから初めてその会社に行くというのが現実になり、今の生活を変えることに怯えてしまったのです。
情けない話ですが、これは現実にあった話です。
このように、社内公募を受けてから辞退をしたい状況になることはあり得ます。
しかし、前述した通り、社内公募を辞退することは軽くは考えない方が良さそうです。
辞退するのであれば、相応のリスクがあることを認識して決断しなければなりません。
決められるのは自分だけ
社内公募を断ることのリスクについて書きましたが、最終的に決断をできるのは自分だけです。
社内公募で応募先に嫌な部分が見えた際に、それを飲み込んでそれでも異動をするか、それとも断るかを決められるのは自分自身です。
理由はシンプルで、その人の人生の責任を取れるのはその人しかいないからです。
私が転職活動での内定先を辞退した際も色んな人に相談しましたが、最後は自分で決断しました。
自分で決断しないと後悔が大きくなります。
ただし冷静さを忘れないように
ただし決断するときは冷静な状態で決断しましょう。
混乱した状態での決断は良い結果になりません。
決断のリミットまで時間があるようなら、いっぱいまで時間を使っても良いと思います。
時間をかけてじっくり考えましょう。
また自分だけで抱え込まずに本当に信頼できる人には相談しても良いかもしれません。
社内の人に相談すると噂になってしまう可能性があるので避けた方が良いですが、家族や親友、先輩などに意見を聞いてみると、客観的な視点でコメントを貰えることがあります。
なぜなら、当事者の自分と違って、冷静だからなんですよね。
その冷静なアドバイスで目が覚めることがあります。
繰り返しになりますが、決断は冷静な状態でしましょう。
まとめ
今回は社内公募の辞退という難しいテーマで私見を書きました。
社内公募は転職と違って、同じ会社なので辞退をすると、今後のキャリアにひびく可能性があります。
どうしても辞退する場合はそのリスクを踏まえて冷静に判断しましょう。