こんなふうに思っていないでしょうか?
この記事では体験談として、私が経験した「仕事が楽しくなくなった状況」について書いていきます。
どうやってそれを乗り越えたかについても書きますので、仕事が面白くない方は参考にしてもらえればと思います。
私の場合、ズバリ仕事が楽しくなくなったのは「仕事ができるようになったとき」「先が見えてしまったとき」でした。
最近ワクワクしないと感じているサラリーマンの方、是非読んでください!
新入社員のときの感情

新入社員のときは本当に毎日が辛かったです。
社内外の人脈がなく、商品も分からない。自分ひとりでは何の判断もできず、先輩や上司に聞いても毎日叱られていました。そのうえお客さまからも怒られていました。
毎日が辛くて辛くて、そのときは早く仕事ができるようになってこの状況を抜け出したいと、休日はビジネス書や自己啓発書を必死に読んでいました。
そんな生活が2年たったぐらいから、商品知識も増え、人脈もでき、仕事の回し方も覚えて少しずつ成果がでてきました。
その後、3年目になると大きな成果もあげられるようになり、徐々に仕事が楽しいと思えるようになったのを覚えています。
モチベーションの低下

しかし、その後に仕事が安定してくると、不思議なことに急速にモチベーションが下がっていきました。
あれほどはやく仕事ができるようになりたいと思っていたのに、仕事ができるようになると何かが物足りないのです。
仕事で必死になる必要もないし、成果が出ても前より嬉しくなくなりました。
しばらくこの原因が分からずに、もやもやとした日々を過ごしました。
なぜモチベーションが落ちたか

その後、ようやくモチベーションが落ちた原因が分かりました。
人にもよると思うのですが、強烈なできない感でピンチを感じて必死になって頑張ることで、少しずつ仕事ができるようになっていく過程は辛くもあるものの、刺激があったということが分かったのです。
逆に仕事ができるようになると、先が見えることの繰り返しになり、面白くありません。その結果、急速にやる気が下がっていたのです。
これは今後、年次を重ねれば重ねるほど、できないことが減るとともに、新しいことに挑戦をすることも少なくなり、一層、毎日の張りがなくなっていくんじゃないかと思いました。
何となく新入社員のときにベテランの働き方を見て不思議に思っていたことが、腹落ちした気がしました。
「なんでこんなにやる気がなくて、楽しくなさそうなんだろう」こんなふうに思っていました。
ベテランは確かに仕事ができる。社内のことも分かっている。
しかし一方で、新しく学ぶことや経験することは減ります。
またその会社で自分がどの程度評価をさていて、どれぐらいまで出世できるかが見えてしまっている。
その結果、仕事がつまらなそうで会社にきても時間を潰しているベテラン社員に自分もいずれなるのだろうと感じました。
楽しく仕事をするには

そこで思ったのは、じゃあもう割り切って、プライベートを充実させようかと考えました。別に今から必死に頑張ってもそんなに良いことないとも思いました。
今の時代、必死に頑張っても給与は大幅には増えません。
出世のポストも限られています。
ただ、それでは自分自身の納得がいきませんでした。
折り合いをつけきれなかったのです。あんなに嫌で辛かった仕事に、いつからかやりがいを求めるようになっていました。
そこで、新しいことへの挑戦を始めました。
ミスしても良いので、誰もやったことのない仕事に挑みました。
そうすると少しずつですが、また仕事が面白くなりました。
今、世の中で働き方は大きく変わろうとしていますが、何とかそれをチャンスと考えるようにして、頑張っていこうと思っています。
皆さんは同じような経験をしていないでしょうか。もし経験されているのであれば、まずは現職で新しいチャレンジをしてみてはどうでしょうか。
もし現職にチャンスがなければ、転職も一つの手段かと思います。
私たちは多くの時間を仕事に使いますので、せっかくなら有意義に使いたいと思っています。
この記事が少しでも皆さんの働き方を考える参考になれば幸いです。
新しいことへのチャレンジについては、「とりあえずやってみる」ことで少しずつ未来は変わるでも書いていますので参考にしてください。