面接が上手くいかなかったらへこみますよね。
正直に言うと、一刻も早く記憶から消し去りたいです。
しかし、本来ならその失敗に向き合って、貴重な経験を活かしていくべきです。
失敗をそのままにしておいたら失敗のままですが、それをステップに成功できれば、成功に至る一つのプロセスに変わります。
この記事では、面接後にしっかりと反省することで、次の面接での通過率を上げる方法について解説をします。
面接の反省の仕方

面接が終わった後に、ちゃんと反省する時間をとっていますか?
もしやっていなければ、もったいないです。
面接が上手くなるには実戦が一番です。そして、面接後にしっかりと反省して振り返ることで、次から同じ失敗を防げます。
逆に言うと、反省しないと失敗を改善できず、また同じミスをする可能性があります。
面接の流れや質問内容はどの企業でもある程度は共通しており、しっかりと反省すれば、次の面接ではより良いパフォーマンスがあげられるのです。
面接の反省の仕方は以下の通りです。
- 入室から退室までをノートに書く
- ビジネスマナー面の振り返り
- 質問と回答の振り返り
一つずつ見ていきます。
入室から退室までをノートに書く

まず、入室から退室までの面接の一部始終をノートに書き出してみましょう。
上手くいかなかった点が最も印象に残っていると思いますが、それ以外にも見落としている失点の場面もある可能性があります。
念の為、最初から最後まで思い出すようにしましょう。
面接内容を鮮明に覚えている面接当日か翌日にやるのがおすすめです。
反省点はノートに書き出すようにしましょう。
文字に書いて言語化することで考えが整理されます。また、記録をしておくことで、次の面接前に見返して思い出すことができます。
次からは具体的な振り返りのポイントをみていきます。
ビジネスマナー面の振り返り

面接全体を振り返るなかで、まずポイントとしてチェックしてもらいたのが、ビジネスマナーです。
ビジネスマナーは社会人の基礎ではあるものの、意外とできていない人も多く、ミスをしていないか確認しましょう。
面接のなかで、戸惑ったり、ぎこちなくなったことはなかったでしょうか?
例えば以下を振り返ってみましょう。
- 入室の仕方(ノック、声がけ、ドアの閉め方)
- 着席の仕方
- 表情、姿勢、目線
- 言葉づかい、相槌の打ち方
- 退室の仕方
- 服装
こういったビジネスマナーで、上手くいかなかった点や違和感を感じた点があったら、正しい方法をネットで調べて修正していきましょう。
例えば、私は入室の仕方に戸惑うことが多いです。普段のビジネスシーンでは、面接の様に正式なやり方をしていないので慣れていなく、どうしてもぎこちなくなってしまいます。
それでは面接官の心象もよくありませんし、何よりも自分自身の気持ちの面で、その失敗が尾を引いてしまい、面接で良いパフォーマンスを発揮することができません。
そこで私は自分のビジネスマナーを振り返り、失敗した点を練習をしています。
練習を重ねることで自然な動作が身につき、スマートな振る舞いになります。
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質問と回答の振り返り

面接官の質問と自分の回答についても書き出しましょう。
ここでのチェックポイントは以下の通りです。
- 面接官の質問に適切な回答ができたか?
- 面接官の反応は良かったか?
- 回答に改善点はないか?
このように面接官の質問一つずつを丁寧に振り返っていきましょう。
なかには面接官の質問の意図がよく分からなかった質問もあったかと思います。
当然、面接官の質問の意図を理解していないと適切な回答はできません。
質問の意図が分からなかった質問は、その意図を調べて次回改善しましょう。
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こういった面接の反省には転職エージェントも活用することをおすすめします。
質問と回答内容を伝えてアドバイスをもらいましょう。
転職エージェントもどういった質問がでたかは知りたいので、きっと相談にのってくれると思います。
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まとめ

この記事では面接の反省をすることで、次回の面接の通過率をあげる方法について解説をしました。
こういった作業は辛く、痛みが伴います。
人間やはり上手くいかなかったことを振り返るのは辛いですし、できれば忘れ去ってしまいたいからです。
しかし、失敗をそのままにしていたら、ずっと失敗のままです。
失敗を反省して次に活かすことで、成功へと変えていけます。最終的に成功できれば、その失敗はもはや失敗ではなく、成功への過程になります。
是非、面接の振り返りと改善に取り組んで、内定獲得に近付けてください。