【転職面接】だらだら長く話すと落ちる

 
面接での適切な話の長さが分からない。どれぐらい話せば良いんだろう。
 
話が長すぎるのは良くないと思うけど、短すぎるのもダメだよね・・・?

こんな悩みはないでしょうか?

面接での話の長さは非常に難しいですよね。

長すぎるのは明らかにNGですが、短すぎると話が伝わらない心配があります。

私も長く話しすぎてウンザリされた経験と、逆に短く話しすぎて伝わらなかった経験の両方があります。

この記事では、面接ではどれぐらいの長さで話せば良いかを掘り下げます。

面接で話しすぎてしまう人
面接での適切な話の長さ

転職面接ではだらだら長く話すと落ちる

転職面接ではだらだらと長く話すことはよくありません。

かといって極端に短すぎても話が伝わりません。

つまり、面接の回答の時間は長すぎても短すぎても良くないのです。

これは何となく分かるものの、いざ実践するとなると意外に難しいですよね。

まずは背景をしっかりと理解してもらうために、その理由を説明します。

長すぎるのが良くない理由

長く話すのが良くない理由は下記の通りです。

  1. 面接官の集中力がもつのは短時間
  2. 面接官は疲れている可能性がある
  3. 一方的に話すのはビジネスではNG

①面接官の集中力がもつのは短時間

人の集中力がもつ時間は驚くほど短いです。面接官もはじめは集中して聞いてくれていますが、すぐに集中力が切れてきます。

私たちの話が長いと、もう途中から話の中身が頭に入ってきていません。

②面接官は疲れている可能性がある

人によっては1日に何人も面接をしている可能性があります。

また定時後の夜の面接では、1日のの疲れも出ています。

そんな疲労困憊の状況で長い話を聞かされるとたまったもんじゃありません。

③一方的に話すのはビジネスではNG

ビジネスでの会話の基本的な考えとしても、長く話すのは良くないです。

仕事での会話は、自分が一方的に話したいことを話す場ではなく、ビジネス上の目的を達成するために行われます。

そこでは相手の反応や理解をみながら、会話のキャッチボールをしながら進めていくのが基本です。

面接もそれと全く一緒なのです。

短すぎても良くない

かといって極端に短かすぎるのも良くありません。

私も過去に長く話しすぎた面接の反省をして、短く話すことを強く意識して臨んだ面接がありました。

しかし今度は回答が短すぎて、会話のキャッチボールになりませんでした。

面接官としては「この応募者はアピールできることがないのかな」「話すのが苦手かな」と思ったことでしょう。

このように長すぎるのは良くないですが、短すぎても情報量が少なくダメなのです。

面接での適切な話の長さ

では、ここからはいよいよ「面接での適切な話の長さ」について解説します。

面接での適切な話の長さ

  1. 目安は最大1分に設定する
  2. 質問によって異なる
  3. 面接官によっても異なる
  4. 会話のキャッチボールを意識する

①目安は最大1分に設定する

後ほど説明しますが適切な話の長さは質問内容や面接官によって変わってきます。

ですので、この長さで話せば間違いないという唯一の回答はありません。

ただ目安としては最大1分をおすすめします。

1分あれば大抵の質問には答えられますし、基本的に長すぎるとも思われません。

もちろん、質問の内容や面接官のタイプによっては、より簡潔に答えたほうが良い場合もありますし、より長く2~3分話しても問題ない場合もあります。

しかし、話が長すぎる自覚がある方は、まずは最長でも1分におさめることを意識するところから始めましょう。

②質問によって異なる

質問によっても適切な回答の長さは異なってきます。

なぜなら回答時間は時間ありきではなく、面接官の質問に過不足なく必要な情報を的確に伝えることが最重要だからです。

転職理由、志望動機、自己PRなど、論理立ててしっかりと説明する必要がある質問には1分。もしくは2~3分など時間をとるべきです。

一方、軽い質問には数十秒で十分です。

質問の内容によって回答の量・時間を調整しながら、メリハリをつけて回答することが重要です。

③面接官によっても異なる

面接は当然面接官がいて成り立ちます。人があって成立するものなので、相手によって適切な話の長さは変わってきます。

もっと話を詳しく聞きたそうな人にはじっくり話すべきですし、せっかちな人には端的に答えていく必要があります。

これは面接本番まで分からないので難易度が高いですが、面接の中で面接官のタイプを見極めても話す長さを調整する必要があるのです。

  • 話が長いと表情が曇る
  • 向こうの話すスピードがはやい
  • 話の途中で質問をかぶせてくる
  • 手短に回答してくださいなど言ってくる

こういった点は、こちらの話が長いと面接官が思っている重要なサインなので、そこから察して、回答の長さを調節していきましょう。

④会話のキャッチボールを意識する

最後はコツとして、会話のキャッチボールを常に意識しましょう。

(面接官)質問⇒(あなた)要点を押さえた回答⇒(面接官)質問やコメント⇒(あなた)更なる回答⇒(面接官)質問やコメント

といった短い質問と回答を繰り返しながら会話を進めるのが理想的です。

こういった会話のキャッチボールには、以下のメリットがあります。

  • 面接官が退屈しない
  • 面接官の理解が深まる

黙って話を聞いているわけではないので退屈しませんし、都度疑問に思ったことを質問したりコメントしたりしているので面接官の理解が深まっていきます。

面接官が楽しめ、よく自分のことを理解してもらえた面接は、当然通過できる可能性が上がるので、会話のキャッチボールを意識しましょう。

まとめ

この記事では面接での適切な話の長さについて解説をしました。

面接の目的は、あなたのやりたいことや強みをしっかりと面接官に理解してもらって、面接を突破することです。

また、面接官の会話のなかから、その企業のことを知るチャンスでもあります。

そういった目的を達成できるように、この記事にあるポイントを押さえて面接に臨んでもらえればと思います。

手ごたえのあった面接は楽しかった記憶があります。

自分を理解してもらえた実感がありましたし、企業の理解も深まったからです。

是非、面接官との会話のキャッチボールを楽しんでもらえればと思います。

なお面接での会話については、事前の練習も非常に大事です。【転職】面接で自信をもつ方法では、練習の大切さについて説明をしています。

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