こんな悩みはありませんか?
この記事では「在宅でいくつかの収入源を確保していく方法」をお伝えします。
しかも、将来役立つスキルも同時に磨くことを目標としています。
これは、証券会社で投資・リスクについて学び、今フリーランスをやっている私だからこそ、お伝えできる内容だと思っています。
収入の柱を複数もった方が良い

「終身雇用難しい」や「老後2000万必要」といった発言を聞くと、だんだん将来が不安になってきますよね。
2020年は世の中の先行きが不透明で「いったいこの先どうなるんだろう」と思っている人もいっぱいいるかと思います。
このような不安を払拭する方法のひとつとして「収入の柱を増やすこと」があると考えています。つまり収入減を複数確保することによるリスク分散です。
次から、具体的な中身を説明していきます。
何にでも通用するリスク分散の考え
実はこの考えは、ビジネスでは何にでもあてはまるのです。
営業をやったことがある方なら共感してもらえると思うのですが、売上を1社のみに頼っていると、そこに切られてしまった場合、売上が一気になくなってしまいます。よく上司からも「顧客数を増やせ」と言われたものです。
会社経営も同じです。1つの事業が売上の大半を占める企業はリスク分散ができず、そこがこけたら業績が傾きます。そのため、2020年のような不測の事態では、複数の事業を行っている会社が強かったりします。
そしてこれはサラリーマン、フリーランス、家計でも同じなんですよね。
サラリーマンなら副業がそれにあたります。本業とは別に収入源を得ておくと、万が一、解雇されてもダメージは比較的小さいです。
このように収入減を複数確保してリスクを減らすという考えはビジネスであれば何にでも応用ができるのです。
次からは、この記事のテーマである「在宅で稼いで収入源を増やす方法」について詳しく解説をしていきます。
在宅で稼いで収入源を増やす
収入源を増やすことでリスクヘッジになることを説明しましたが、家計の場合はどうなるでしょうか?
家計の場合は、家族全体で考えるべきです。
夫が会社員で妻が専業主婦といったパターンの場合、夫が病気で働けなくなれば、今までの収入は途絶えてしまいます。もちろん国の保証はあるのでしょうが、不安ですよね。
逆に専業主婦が病気になると、夫は妻の看病や子供の世話があるので、元のような働き方はできないでしょうし、その結果、収入が減ることも考えられます。
こういった事態に備えて、やはり収入の柱は複数あった方が良いと考えます。
ひとつの収入源から入るお金がたとえ少なかったとしても、それが2つ3つと増えれば生活を助けてくれるからです。
「そうは言ってもうちは子供がまだ小さく、近くに頼れる身内もいないし預けるところもないから、パートに出たくても無理」という方もいると思います。
実際、私も2年前まではそのように思っていました。
将来が不安でたまりませんでした。
しかし、ネットをうまく使えば、家にいながら収入を得られることを知りました。そして、複数の収入源をつくれることも学びました。
リスクヘッジとポートフォリオ

「卵はひとつのカゴに盛るな」という投資の格言を知っているでしょうか?
これは、卵がカゴから落ちて割れてしまうような緊急事態を避けるために、最初から卵はいくつかのカゴに分けておきましょうという意味です。
これは前述した通り、投資やビジネスでは不変の考えだと思っています。リスクヘッジとしては、収入源を複数に分けて持っておいた方が良いのです。
これは前述した家計でも、夫と妻のそれぞれで収入口をもっておいた方がリスクを減らせます。また、個人でも1つではなく、複数の収入口をもつことでリスクを減らすことができます。
もう一つ投資で大切なことをお伝えします。
それは、ポートフォリオです。
意味としては「金融資産の組み合わせ」です。
投資にあたっては、このポートフォリオのバランスを個人個人のリスク許容度や投資期間に合わせて作ることが重要になります。
例えば、資産が100万円しかない60歳の人が、100万円全部株に投資してはリスクが高すぎます。逆に資産1,000万ある30代の人が全額定期預金にしておくのは「もったいないのでは?」という考えです。
収入を得るときには、それぞれが目指す生活レベルに合わせて収入源のポートフォリオを作っていくことが大切になると思います。
この投資の考えを自分の仕事にも取り入れていきましょう。
具体的には何をしたら良い?

このあたりで「具体的にどうしたら良いの?」という質問があると思います。
私のアドバイスは以下の2点です。
- 個人でもリスクを減らすために収入口を複数もつ
- 確実に稼ぐ分野と大きく稼ぐ分野を使い分ける
ここからは、この2つの考えを私の経験談を使いながら説明します。
私が一番最初にネットでモノが売れるという経験をしたのは「メルカリ」です。子供たちが遊ばなくなったおもちゃや、サイズアウトした服などを出品したところ、すぐに売れて驚いたのを覚えています。
当時はまだまだメルカリも浸透しておらず相場観が形成されてなく実態価値より高く売れたり、メルカリ内での競争相手(出品者)も少なかったのが売れやすかった理由かと分析をしています。
そしてある日、私が出品した高級ボールペンを購入した人が、高い値段で転売しているのを発見して「なるほどこういう儲け方もあるんだな」と学びました。
こういった不用品のネット販売は、比較的簡単に売上を上げられるものの、大きく稼ぐのは難しいとも思います。
売るモノに限りがありますし、そもそも自分で売るモノを作りだしていないので、そこにはオリジナリティがなく、大きな差別化ができないからです。また、自動化ができないので、常に自分が動かないといけないという点も苦しいかと思います。
次は私が本格的に取り組んでいるハンドメイド作品の製作・販売です。
ネットで売るのなら、そのプラットフォームはメルカリでも良いですし、minneやCreemaといったハンドメイド専用のオンラインマーケットもあります。
ハンドメイドには量産品にはない、手作り独特の良さや、作者の世界観が表現できるといった強みがあります。こういったハンドメイドにはファンもおり、一定のマーケットがそこにはあります。だからこそminneなどのプラットフォームが存在するのです。
「私の作品なんて・・・」と尻込みせずに70点ぐらいの出来までくれば、思い切って出品することをおすすめします。最終的に買うか買わないかは、相手の決めることなのでそこで悩む必要はないですよ。
このハンドメイドビジネスでは、モノづくりの実力とSNSを中心としたプロモーションのスキルがあれば、売上を伸ばしていくことも可能ですし、自分のブランドを育てていくのは楽しいです。ただし、基本的にはモノを作って売るというビジネスなので、自分が作れる量で売上が決まってきます。自動化ができないので、自分の動ける量で売上規模が決まってきます。
ハンドメイドで稼ぐ方法は、転勤族の妻が在宅で収入を得る具体的な方法【ハンドメイド】でも解説をしています。
私はハンドメイドに加えて、このブログ運営をしています。この分野は正直まだまだこれからですが、大きく稼ぐことも可能な分野だと思っており、力を入れていく予定です。
ブログはライティングスキルの他に、よく読まれるであろうテーマを選定する調査力、記事を組み立てる論理的思考力、読者を分析して改善していく分析力、読者を呼び込むためのSNS運営といったスキルが身につきます。
すぐには稼げないものの、スキルとともに、ブログ自体も資産として積み上がっていくので、将来大きく稼ぎたい方、自動化したい方は検討すべきビジネスだと思います。
その他には、自分の得意なことや経験・スキルをココナラなどのクラウドソーシングのプラットフォームで販売するという方法もありますし、得意なことが何もない方は、まずはSNS発信を頑張ってみるのも良いと思います。
フリーランスで稼ぐには、まず始めてみて勉強しながらトライアンドエラーを繰り返すことが大切です。なぜなら、フリーランスは待っていては収入はいつまでもゼロだからです。それが会社員との大きな違いです。行動をしながらビジネスの種を見つけていきましょう。
私のリスク分散とポートフォリオのまとめ
- 個人でもリスクを減らすために収入口を複数もつ⇒ハンドメイドとブログ運営
- 確実に稼ぐ分野と大きく稼ぐ分野を使い分ける⇒足元はハンドメイドで稼ぎつつ、将来の稼ぎ口としてブログ運営
収入口を選ぶポイント

ここで収入口を選ぶポイントについて重要な点を説明します。
- 相互で関連があるものにする
- 自動化できるかどうかを考える
- 長く続けられるものを選ぶ
相互で関連があるものにする
収入口はできるだけ相互で関連があるものにしましょう。
さまざまな収入源をもつことが大事と書きましたが、一方で私たちのリソースは無限ではなく限られています。
まず最も大きなところで時間は有限です。特に主婦には家事・子育て・介護など、仕事以外にもいっぱいやることがあります。
そんななかで優先順位をつけて自分のビジネスをしていかないといけません。これは企業でも同じで事業を広げるのではなく、選択と集中をすべきという議論もあります。
そこでおすすめの考えが、各ビジネスでシナジーが出るようにスキルや事業が関連するものにすべきというものです。
例えば、クラウドソーシングでWebライティングの仕事を請け負ってライティングスキルを磨きながら、そのスキルを活かして自身もブログ運営をする。ブログで記事にしたことをYouTubeでも発信する。
このように二毛作のように、同じスキルで複数で稼ぐ、同じコンテンツで複数で稼ぐということをやれば、効率的です。
ちなみに私もハンドメイドで得たノウハウをこうやってブログで発信して二毛作をしています。
自動化できるかどうかを考える
また、自動化できるかという観点も重要です。
前述した不用品の販売、ハンドメイド、クラウドソーシング受託は自動化が難しいです。人を雇ったり、どこかに委託すればできないこともないですが、個人で事業するレベルだと、自分が動くしかありません。
これはつまり、自分が動ける範囲でしか稼げないということです。コンサルなんかも、ここに分類されます。
一方、ブログでのアフィリエイト、YouTube、noteでのコンテンツ販売などは、成果報酬型の広告や無形商材が売り物になります。
これは稼げるまでのハードルが高い一方、大きく稼げる可能性もあります。
自分が目指したい稼ぐ額、稼ぎ方、続けられるもので、どれにするかを選んでいきましょう。
長く続けられるものを選ぶ
長く続けられるものをビジネスとして選ぶのも、大きなポイントだと思っています。やはり人間、得意なこと・好きなものでないと続けられないからです。
もし、すぐに大きく稼げたら、興味がなくても続くでしょう。
ただ、私の経験では、ビジネスの立ち上げ時は、それなりに苦労すると思うのです。なかなか売上が上がらないなかでも頑張れるのは、やはり興味があるからこそだと思うのです。
どんなビジネスだったら長い間続けられるかを、自身の適性を踏まえて考えてみてください。
まとめ

主婦で外に働きにいけない人の気持ちはよくわかります。
ただ、今ではまともなやり方でネットを使って、家にいながらでも個人で収入を得られる環境ができています。
ですのであとは「やるかやらないか」だと思います。
常にトライアンドエラーですし、すぐに稼げるというわけではありません。また、将来成功する保証も何もありません。ここは社員やパートとして雇われて稼ぐこととの大きな違いです。
それでも、何もせずにうずくまっているよりは、知識と経験が得られますし何倍も楽しいですよ。
この記事のポイント
- 在宅でもネットを使って稼げる可能性があるのが今の時代
- 収入源は家計でも個人でも複数ある方が不測の事態には強い
- 確実に稼ぐ分野と大きく稼ぐ分野のポートフォリオの考え
- 個人のリソースには限りがあるので、収入口を戦略的に選ぶ
私の経験談がどなたかの役に立ちますように願っています。
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