転職面接ではなんで自分の役割を話せないといけない?

 
この前の面接でエピソードを話したら「あなたの役割は?」と聞かれてしまい、しどろもどろになりました。

こんな経験ないですか?

私はあります(笑)

はりきってエピソードを語ったものの、自分の役割を聞かれました。

しかし事前に準備をしていなかったので、しどろもどろになってしまいました。

この記事では、私と同じ失敗をしないように、エピソードでは自分の役割を話すことの大切さを説明します。

これから転職面接がある方は、是非参考にしてください!

これから転職の面接がある人
転職面接のエピソードでは自分の役割を語る大切さ

転職面接ではなんで自分の役割を話せないといけない?

転職面接では具体的なエピソードを語ることが多いです。

職務経歴、自己PR、達成感を感じた仕事、苦労した仕事、失敗経験ではエピソードを話します。

そのなかでは、やってきた仕事や成し遂げた成果も語ることになるでしょう。

ここでポイントがあります。

エピソードを語る際は「あなたの役割」が伝わるように話しましょう。

つまり「自分の役割は何で、どんな自分の強みを活かして、どんなことをした結果、その成果につながったか」を説明するのです。

この点を掘り下げていきます。

なぜ自分の役割を話すべきなのか?

そもそもなぜ「自分の役割」を話す必要があるのでしょうか?

その理由は以下の3つの面接官のニーズです。

  • あなたの強みが何かを知りたい
  • 自社で再現性があるかを知りたい
  • チームワークが取れるかを知りたい

あなたの強みが何かを知りたい

面接官の興味があるのは「採用した場合、自社で活躍してくれるか」です。

その為には、目の前の候補者の強みを知りたいと思っています。

なぜなら、強みでこそ人は成果を上げることができるからです。

ですので「こんな大きな仕事をやりました」「目標売上を達成しました」とエピソードを語るのは良いのですが、面接官が本当に知りたいのは、あなたがどんな役割を担って、その仕事にどう貢献したかなのです。

実際大きな仕事は一人ではできません。面接官が興味があるのは、その仕事のどこをあなたが担当していたかなのです。

プロジェクトでの自分の役割と貢献を話すことで、あなたの強みをアピールできます。

自社で再現性があるかを知りたい

自社での再現性の確認も面接官には大事なポイントです。

なぜなら面接官の関心は「採用した場合、自社で活躍してくれるか」だからです。

ですので、単に大きな成果を上げたという結果だけではなく、その成果に至るプロセスで、どんな役割を担ったかを説明することが大事になるのです。

これで、自社でも同様に貢献してくれるかをイメージできるのです。

チームワークが取れるかを知りたい

仕事は基本的にチームで進めることが多いです。

ですので、チームワークが取れるコミュニケーション力は必須です。

具体的な役割を聞くことで「プロジェクトの成功に向け、自分の役割を認識して周囲と連携しながら仕事を進めているか」を確認することができるのです。

役割を整理しておこう

ここまででエピソードを語るうえでは自分が何をやったかという役割が大事なことは分かってもらえたと思います。

ここからは、面接で役割を語れるようにするための準備をしていきましょう。

以下の手順でエピソードにおける役割を整理しましょう。

  1. エピソードの概要を整理
  2. 登場人物と自分の役割・貢献を整理
  3. 志望先企業での活かし方を考える

エピソードの概要を整理

まず面接で話すエピソードの概要を整理しておきましょう。

  • プロジェクトの目的は何か?
  • どういったプロジェクトか?
  • どういったことを行ったか?

ポイントは専門知識がない人が聞いてもポイントがつかめるように分かりやすい言葉で整理することです。

例えば「インターネット経由での売上を拡大することを目的にデジタルマーケティングのプロジェクトを立ち上げました。そのプロジェクトではデジタルマーケティングの基盤となるシステム導入を行いました」などです。

登場人物と自分の役割・貢献を整理

次はそのプロジェクトの登場人物と自分の役割を整理しましょう。

頭の中を整理する為にも、相関図を書くことをおすすめします。

そして自分がその登場人物の誰にどういったことを行い、プロジェクトの成功に貢献できたかを整理しましょう。

例えば「プロジェクトには社内で営業、マーケティング、サポートセンターからメンバーが選出され、私はそのプロジェクトの取りまとめをチームリーダーとして行いました。各メンバーからの意見を聞いて調整するとともに、社外のシステムベンダーとの窓口も私が担当しました。システムの要件定義、システム導入のプロジェクト管理を行いました。各部門の意見が異なっており調整が難しかったのですが粘り強く話し合いを重ねることで全員が納得できるシステムを導入することができました。このシステムにより新規案件が〇%増えました」などです。

志望先企業での活かし方を考える

あなたの担った役割と貢献は、あなたの強みを表していると思います。

最後に「その強みをどの様に志望先企業で活かせるか」が話せるように、準備をしておきましょう。

現職での経験を一般化するのです。

例えば「プロジェクトを企画してチームメンバーを引っ張ったリーダーの経験を活かして、貴社でもチームメンバーに事業の進む方向性のビジョンを提示し、プロジェクトで起こる問題の解決や、メンバーのモチベーションアップを行いプロジェクトを成功させます」などです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

どんなエピソードを語るにしても、そのプロジェクトの内容や成果とともに、自己の役割と貢献が大事だということが分かってもらえたかと思います。

面接のなかで話す予定があるエピソードについては是非一度整理してみてください。

役割をしっかり語ることで、より面接のなかであなたの持ち味を伝えられるようになると思いますよ。

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