この記事では面接で気をつけたい早口の直し方について説明します。
実は私自身がかなりの早口です。
普段から話すのが早いですが、面接だと緊張して更に早くなってしまいます。
面接の前までは「絶対にゆっくり話そう」と気をつけているのですが、本番が始まると忘れてしまって、終わってからいつも後悔します。
早口だと、自信がなく、落ち着きがないように見られますし、何よりあなたの話がしっかりと相手に伝わらない可能性があります。
私の体験談を踏まえながら、面接で早口にならない方法について説明します。
なぜ面接で早口になる?

ここではまず、早口になる原因を分析します。
面接で早口になる原因
- 緊張している
- あせっている
- 話したいことがたくさんある
緊張している
緊張すると冷静さがなくなり、頭に思いついたことを早口で話してしまいます。
そうなると、しっかりと考えながら話を組み立てられないので、話の論点がずれていたり、余計なことまで話したりしてしまう可能性があります。
あせっている
「聞かれたことに、すぐ答えないといけない」と、考えが十分にまとまらないままあせって話すのも早口の原因です。
面接ではシーンとした間が怖いですよね。
その間が怖いので慌てて話してしますのです。
先程と同じく、話の内容がしっかりと整理されていないので、論理性に欠ける話になってしまう可能性があります。
話したいことがたくさんある
アピールのために話したいことがたくさんあって、全部話そうとするあまり早口になることがあります。
こうなると明らかに話し過ぎていることに途中で気づいても、止められません。
面接官からすれば、一方的に長い話を聞かされてウンザリします。
早口はどう思われるか?

次に、早口で話す志望者を面接官はどのように評価するかみておきましょう。
早口が与える印象・結果
- 自信がない
- 落ち着きがない
- 話が伝わらない
このように早口はあまり良い印象を与えられません。
人によっては頭が切れると良い評価をしてくれるかもしれませんが、普通のスピードで話した方が無難です。
一般的に早口は自信がなく見え、落ち着きがないと評価される恐れもあります。
面接官の理解が話に追い付かず、せっかくの話が伝わらない可能性もあります。
面接官の質問に対して、落ち着いて適正なスピードで端的に回答する人が自信があるようにうつります。
早口を直す方法

ここからは、いよいよ早口を直す方法について説明します。
是非、以下の内容を実践して、適正なスピードで話せるようになりましょう。
早口を直す方法
- ゆっくり呼吸する
- 間を意識する
- 短く区切って話す
①ゆっくり呼吸する
早口の原因の一つとして、緊張をあげました。
ゆっくりと呼吸することで、まず気持ちが落ち着きます。
さらには、ゆっくり呼吸すると話すリズムもゆっくりになります。
是非試してみてください。
②間を意識する
会話のなかで沈黙は怖いですよね。しかし、あえて間を意識してみましょう。
面接は会話のキャッチボールです。
間を取ることで、相手の反応がみられます。また、相手が容易に会話に入ることもできるので、間を取っていきましょう。
③短く区切って話す
早口は話したい内容が整理されておらず、情報が過剰になっている恐れがあります。
短く区切って話すことで、話が簡潔になり情報量が減ります。
その結果、早口も直ります。
まとめ

この記事では面接での早口について解説をしました。
せっかく良い経験やスキルをもっていても、面接官に上手く伝えられなければ面接を通過できません。
落ち着いて適切なスピードで話すことで、話がしっかりと相手に伝わりますし、その自信のある雰囲気から、あなたの人格についても好印象をもたれます。
是非、この記事に書いた早口を直す方法を使って改善してください。
本番前には録音して自分の会話のスピードを確認する練習も取り入れましょう。
そして時間が許す限り、練習を繰り返してください。何度も何度も練習することで揺るぎない自信がつきます。
面接で自信をもって話す方法は、【転職】面接で自信をもつ方法も参考にしてください。