突然ですが、転職エージェントに何を求めますか?
多くの方は「良質な求人案件」と「万全な選考対策」かと思います。
そういう意味でリクルートエージェントは転職エージェントの本命です。
業界最大級の非公開求人数と、大手ならではの転職ノウハウがあります。
実体験に基づいて、リクルートエージェントのおすすめ理由を解説します。
リクルートエージェントとは?

リクルートエージェントは最大手の転職エージェントです。
同社ホームページで「転職支援実績No.1」との記載もあります。
転職を考えたら、初めに登録する転職エージェントの一つかと思います。
実際、私の周りの転職経験者も、ほぼ全員リクルートエージェントを使った経験がありました。
それぐらい定番なのです。
もちろん、リクルートエージェントは、転職エージェントが提供する以下のような一般的なサービスをカバーしています。
リクルートエージェントの主なサービス
- 転職の相談
- 求人の紹介(非公開求人を含む)
- 選考対策(書類、面接)
- 企業への応募
- 面接日程の調整
- 待遇の交渉
リクルートエージェントの強み

リクルートエージェントの強みは以下の2点だと感じています。
リクルートエージェントの強み
- 求人の数が圧倒的に多い
- 転職ノウハウ
①求人の数が圧倒的に多い
リクルートエージェントの強みは、扱う求人の数が圧倒的に多いことです。
求人の数が多いと、当然、自分が希望する条件の会社が見つかる可能性が高いです。
私の場合は「海外の仕事がやりたい」「英語を使いたい」「マーケティングに携わりたい」「大手が良い」「中途が活躍できる会社」などの条件で転職先を探していましたが、条件を増やせば増やすほど、希望に合う会社は減ってきます。
そんななか、リクルートエージェントのように求人が充実している転職エージェントを使うと、希望に合った企業が見つかる可能性が高いのです。
②転職ノウハウ
もう一つの強みは、大企業ならではの蓄積された転職ノウハウです。
転職支援サービスに申し込むことで、履歴書・職務経歴書といった提出書類の添削や面接対策のサポートを受けることができます。
主な転職支援サポート
- 提出書類の添削
- 面接対策
- 業界・企業情報の提供
- 面接力向上セミナー
特に転職がはじめての人は、自己分析や応募書類、面接の対応方法が分からないため、こういった転職サポートは非常に有益です。
自分ではよく書けたと思った職務経歴書も、他人が見ると何を言いたいかよく意味が分からない場合があります。また、面接でも気づかないうちに、面接官にとって好ましくない受け答えをしている可能性があります。
ですので、何人も転職を成功させた経験があるプロに見てもらうのが安心です。
転職エージェントへの職務経歴書の添削の依頼方法は、転職エージェントの職務経歴書の添削【添削の頼み方】を参考にしてください。
この様にリクルートエージェントには充実した転職支援サポートがあり、転職活動がはじめての方、書類選考・面接選考の通過率を上げたい方におすすめです。
リクルートエージェントの留意点

リクルートエージェントが大手ならではの求人数と充実した転職支援サポートがあることは分かってもらえたかと思います。
ここでは知っておくべき留意点を説明します。
留意点
- 転職支援サービスの提供期間の目安は約3ヶ月
- 担当者によって質にバラツキがある
①転職支援サービスの提供期間の目安は約3ヶ月
リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間の目安は約3ヶ月となっているので、この点をしっかり認識しておきましょう。
これは、3ヶ月たつと転職支援サービスの終了もあり得るということです。
その理由は、同社のホームページでは「多くの人が転職活動を3ヶ月で終えるから」と説明されています。
ただし、3ヶ月で即終了ではなく、選考中の案件がある場合やキャリアアドバイザーが継続して支援したい場合などは延長してもらえる可能性があるようです。
②担当者によって質にバラツキがある
どこの転職エージェントでも同じかと思いますが、担当者によって能力のバラツキはどうしても出てきます。
大手だけあってよく教育されており全体のレベルは高いものの、優秀な方に当たるかは運次第のところがあります。
これは同じ企業でも優秀な人、普通な人、仕事ができない人がいるのと同じです。
優秀な担当者の見分け方については、【転職エージェント】良い担当者の見分け方で詳しく書いています。
リクルートエージェントが向いている人

ここでは、どういった方がリクルートエージェントに登録すべきか説明します。
リクルートエージェントが向いている人
- 転職活動がはじめての人
- 業界・職種問わず求人を相談したい人
- 若手~中堅の方
①転職活動がはじめての人
リクルートエージェントの強みの一つは、蓄積された転職ノウハウと説明しました。
転職活動がはじめての方は、自身のレベルアップのためにも、リクルートエージェントに登録すべきです。
なぜなら担当者との会話は自己分析の気づきにもなりますし、書類添削や面接対策は今後の長い社会人生活でも生きてくるからです。
こういったサービスが無料で受けられ、自身のレベルアップに活かせることを考えると、利用しない理由はないのかなと思っています。
②業界・職種問わず求人を相談したい人
業界や職種に特化した特化型エージェントではなく、リクルートエージェントは総合型の転職エージェントです。
総合型と特化型については、転職エージェントは総合型と特化型どちらが良いか?に書いています。
もし明確に志望先が決まっていない場合は、オープンにどういった業界や職種で可能性があるか相談してみるのも手です。
リクルートエージェントは最大手なので、様々な求人を保有しています。
日系、外資系、大手、中小、スタートアップと様々な求人を扱っています。
自分の職歴やスキルから、どんな可能性があるか確認することをおすすめします。
③若手~中堅の方
転職エージェントや転職サイトにはJAC Recruitmentやビズリーチなどの様にハイクラス層向けのものがあります。
一方、リクルートエージェントは幅広い求職者を扱っているので、比較的キャリアの浅い若手~中堅の方も使える転職エージェントかと思います。
ビズリーチは、【転職】ビズリーチをおすすめする3つの理由でも解説をしています。
私は若手~中堅の方にはリクルートエージェントをおすすめします。
まとめ

この記事では転職エージェントの王道・定番ともいえる最大手のリクルートエージェントについて解説しました。
強みとしては圧倒的な求人数と転職ノウハウです。
転職活動をはじめたら、まず登録すべき1社かと思います。