お金と幸せの関係性【仕事選びにも関係】

 
お金がたくさんあれば幸せだと思ってたけど、違うの?
 
自分より年収が高い人を見ると劣等感を感じてしまう。

こんな疑問や悩みはないですか?

この記事では、お金と幸福度の関係性について考えたいと思います。

というのが、最近、ある程度の収入になったら、そこから稼ぎが増えても、もう幸福度は上がらないという話を本やYouTubeなどでよくみるのです。

しかし正直な話、お金がある=幸せっていう、刷り込みがないでしょうか?

そんなお金と幸せの関係性を掘り下げていきます。

で、それって、仕事選びにもすご~く関係してくると思うんですよね。

一定の収入に達した後は幸福度が上がらないのなら、年収アップを理由に転職活動をしない方が良いかもしれないからです。

今回は、お金と幸福度の関係性、そして仕事選びについて書いていきます。

お金と幸せの関係性を知りたい人
お金と幸せの関係性・仕事の選び方

お金と幸せの関係性

どうやらお金はある一定まで増えると幸福度との関係性がなくなってくるようです。

その金額には諸説ありますが、世間がイメージする超お金持ちではなく、少し裕福になる額のようです。

私の手持ちの本で、これに関連する記載を引用します。

だが世帯年収が10万ユーロ(約一二00万円)を超えると、追加収入が幸福度に与える影響はゼロになる(ただしこの境界額は、スイスのチューリヒではもう少し高く、ドイツのイェーナではもう少し低い)。

「Think clearly 最新の学術研究から導いた、より良い人生を送るための思考法」 著者:ロドフ・ドベリ 発行所:サンマーク出版 

手に入るお金が増えても、それに比例して幸せが大きくなるとは限らないのだ。

「ワーク・シフト」 著者:リンダ・グラットン 発行所:株式会社プレジデント社

もちろん生活にお金は必要ですし、欲しいものは買いたいです。ですので、はじめはお金が増えれば幸福度も増していきます。

しかし、ある地点でその比例関係はなくなるようです。

たしかにそうかもしれません。

例えば、旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、欲しいものを買ったりと、はじめは嬉しいですが、人間慣れてきます。

慣れると当たり前になって、満足できなくなります。現実問題、旅行に行くのにも限界がありますし、食事も普通は1日3食ですし、欲しいものもいつかは無くなりますよね。

また、以前は憧れていた収入レベルにいざ自分がなると、さらに稼いでいる人が見えてきて羨ましくなるというのもありそうです。

やはり、文献でも書かれているように、ある程度の収入になると、そこからはお金では幸せになれないのでしょう。

幸せな仕事選びとは?

では、ある程度稼げるようになった人が本当の意味で幸せになるには、どうしたら良いのでしょうか?

ここでは特に仕事に絞って書きたいと思います。なぜなら私たちは大半の時間を仕事に費やしているからです。

例えば以下の様な考えがあるのではないでしょうか。

  • 人間関係重視で好きな仲間と働ける職場を選ぶ
  • 社会に役立つと思える領域に仕事やプライベートで取り組む
  • 家族との時間を大事にするために、家庭生活と両立できる仕事をする
  • 課題の解決や、その領域の知識の拡充に情熱をもてる分野の仕事をする

いかがでしょうか。

私の周りにもこういった考えの人がいます。

私も昔はお金が最も大事だと思っていました。

しかし、いろいろと考えさせられる経験をして、また書籍などで考えを深めるなかで、次第に考えが変わってきました。

私の考える幸せな働き方

ここでは、私が目指す働き方をお伝えします。

  • やりたい仕事をする
  • 働きたい場所で働く
  • 働きたい人と働く
  • 必要なだけ稼げる
  • やりたくないことはしない

やりたい仕事をする

自分の強みが活かせる領域、興味がある分野で仕事をしたいと思っています。仕事は長い時間を費やすものです。苦痛に感じることを仕事にはしたくありません。

働きたい場所で働く

サラリーマンは、いつどこに行くよう命じられるか分かりません。しかし私は、自分の生活の拠点は自分で決めたいと思っています。

働きたい人と働く

仕事では、合わない人とも働かないといけない場合もあるのは理解しています。しかし本当に嫌な場合は、断れる働き方をしたいと思っています。

必要なだけ稼げる

特別に裕福な暮らしをしたい訳ではありませんが、ある程度余裕をもった生活をするだけの稼ぎは得たいと考えています。

やりたくないことはしない

仕事のために意に沿わないことはしたくありません。サラリーマンであれば、やりたくない仕事や、飲み会やゴルフといった付き合いもあるかと思います。好きであればやれば良いのですが、強制されたくはありません。

すごくわがままな考えに思われるかもしれません。

しかし自分の気持ちを正直に書くと、こういった働き方が私には理想なのです。

どこまで実現できるか分かりませんが、挑戦していきたいと思っています。

そして、これからの時代は、こういった追求をしやすくなると思っています。

年功序列や終身雇用は崩れてきていて、ジョブ型雇用を導入する企業も増えました。副業、フリーランス、起業も増えていくでしょう。

このような多様な働き方があたりまえになる時代です。

少しでも自分の理想の働き方に近づけるように努力していきたいと考えています。

嫌な仕事については、嫌な仕事のメリット【やりたい仕事に近づける】でも書いています。

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