こんな悩みはないでしょうか?
ロールモデルをもつと、モチベーションのアップや成長の加速につながります。
「ロールモデルなんていらない」という意見もあるかと思います。
しかしロールモデルをもつことであなたの理想像がリアルにイメージできます。
すると、理想と今のギャップが明確になり何に取り組めば良いかが分かります。
この記事ではロールモデルの見つけ方とメリットを解説していきます。
なぜロールモデルが必要か?

ロールモデルをもつメリットは2つあります。
- モチベーションのアップ
- 成長の加速
モチベーションのアップ
ロールモデルがいるとモチベーションがあがります。
その人の仕事ぶりを見ることで「すごいな。あんなふうに自分も活躍したいな」とやる気が出ます。
成長の加速
ロールモデルがいると、ロールモデルと自分の差を意識するようになります。
その結果、ロールモデルとの差を埋めようとスキルアップに励むようになります。
また、ロールモデルの行動の真似をすることでスキルがはやく身につきます。
ロールモデルが身近であれば、どのような努力をしてきたかを聞くことで、理想像に至る具体的なプロセスを知ることもできます。
やはり人間、目標があった方が日々の生活に張りが出ます。
もっと頑張ろうと思えます。
ロールモデルとは

ではここで、ロールモデルってそもそも何なのかをもう一度確認したいと思います。
簡単に言うとロールモデルとは「あなたが目指すべき存在」です。「お手本」です。「ああいうふうになりたい」と憧れをもつ相手です。
ロールモデルとは、行動、スキル、ライフスタイルなどを模倣・学習する対象となる人のことです。
ロールモデルの見つけ方

ロールモデルはまず身近で探してみましょう。社内が最も良いと思います。
身近で探す理由はあなたが到達できる可能性のある目標だからです。
人間、もっともやる気が出る目標は頑張ったら何とか手が届く目標です。
あまりに遠い存在だと挫折します。
身近な人であれば、日々のその人の仕事を見て、行動、スキルを学べます。
直接話ができる関係であればアドバイスをもらうこともできます。
ロールモデルを身近で探すメリット
- 手が届く目標はやる気が出る
- 日々、行動・スキルを学べる
- 話をしてアドバイスがもらえる
もし、ロールモデルが身近にいなかったら範囲を広げてみましょう。
例えば、取引先、知人、SNS、ブログなど社外で探してみましょう。
ちなみにロールモデルは1人でなくてもOKです。この分野はAさん、この分野はBさんというように、分野ごとに設定して良いところを学んでいきましょう。
ケーススタディ

ここからはケーススタディでロールモデルを見ていきます。
入社2年目営業職のAさん。仕事を頑張っているが営業成績は真ん中あたりで、成果をあげていく同期を見てあせっている。
そんななか、エースと言われている30歳のBさんに憧れている。Bさんは営業成績もトップクラスで頻繁に社内表彰を受けるエース社員。
今までは単なる憧れだったがBさんをロールモデルに設定。Bさんの報告書や提案資料を見て勉強。アポ取り、プレゼン、コミュニケーションの仕方も真似する。
仕事で悩んだときは「Bさんならどう対応するか」と考え、今までなら諦めていたことも粘り強く取り組んだ。Bさんとの飲み会もセッティングし「新人時代の経験」や「仕事への取り組み方」を聞くことで、モチベーションもアップさせた。
このようにBさんを目標として、Bさんのマインドセット(思考様式)やスキルを取り入れる努力を日々重ねた。その結果、Aさんの営業成績も改善するようになった。
分かりやすいロールモデルはこんな感じです。
成果を出す人には理由があります。
それはマインドセットや行動パターンが成功者なのです。
ロールモデルを設定し、模倣・学習することで成功者に近づけるのです。
まとめ

今回は若手のキャリアのロールモデルについて解説をしました。
ロールモデルを設定することで、模倣・学習し成長が加速できます。
できればロールモデルは社内など身近な人にして、近くでその人の思考様式やスキルを学んでいきましょう。
当然、ロールモデルは自身のやりたいことや年齢とともに変化します。
その都度、目標となるロールモデルを設定して、最短で成長していきましょう!
成長には自分自身での勉強も必要です。詳しくは、社会人ほど勉強しなくてはいけない理由を参考にしてください。