こんな疑問に答えていきます。
転職活動中はやることが多くて、とにかく時間がないですよね。
この記事では、転職活動中のスケジューリングの参考となるように、私が転職活動をしていた際のスケジュールを公開します。
ポイントは、隙間時間・ながら時間の活用と、週末のまとまった時間に集中してタスクに取り組むことです。
この記事が、時間がなくて思うように転職活動を進められずに悩んでいる方のヒントになればと思っています。
転職活動中の1日のスケジュールを公開

働いていると転職活動に自由に使える時間は「平日の勤務時間以外」と「休日」のみとなり、転職活動にあてられる時間は決して十分ではありません。
そのなかで、転職活動のたくさんあるタスクをこなさないといけないので、効率的に時間を使っていかなければなりません。
この記事では、みなさんのスケジューリングの参考となるように私の転職活動中のスケジュールを公開します。
- 平日のスケジュール
- 休日のスケジュール
平日のスケジュール

平日のスケジュールは以下のようなイメージです。
- 起床
- 自由
- 身支度・朝食
- 移動
- 仕事
- 移動
- 自由
- 夕食
- 自由
- 風呂・就寝
ポイントを説明します。
起床後はクリエイティブな作業
起床後は頭がフレッシュな状態になっていて、クリエイティブな作業に向いていると一般的に言われています。
たしかにその通りで、私も前日の夜にははかどらなかったタスクも、朝にやるとサクサクと進むことを何度も経験しました。
ですので、朝には以下のような作業をおすすめします。
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策(想定問答の作成)
履歴書・職務経歴書は単に今までの経歴を書く書類ではありません。
どうやったら読み手である企業の採用担当者に響くかを考えながら、あなたのアピールポイントを書く、とてもクリエイティブな作業です。
また、面接対策(想定問答の作成)も同様です。
面接担当者がどういった質問をどんな意図で聞いてくるかを考え、どういうふうに答えたら選考を突破できるかを考えなければいけません。
こういった脳みそをフル回転させる作業は朝に向いています。
職務経歴書については、職務経歴書は企業ごとに内容を変えるべき?【効率性と通過率を追求】をまずは見てもらえればと思います。
転職面接で聞かれる質問の意図については、転職面接で聞かれる質問の意図【まとめ】にまとめています。
移動時間はクリエイティブな作業とインプットに使う
転職活動中は通勤時間も貴重です。
電車やバスといった移動中は他にやることがないので集中できる時間です。
ですので、移動中にもクリエイティブな作業をすることをおすすめします。
パソコンをカタカタ打つのは難しいものの、スマホに面接での想定問答について考えをまとめる作業はできます。
また、スマホでリサーチもできます。
例えば、想定される質問の回答方法を調べたり、企業のことをより深く理解するためにホームページや口コミサイトで情報を集めたりできます。
移動時間もこのような考えごとや情報収集に時間を使い、出来る限り有効に活用することが忙しい転職活動期間中には必要です。
私の場合、一つの作業をずっとしていると飽きるので、想定問答を考える⇒ネットで情報収集⇒YouTubeで転職に使える動画の視聴といったように、やることを変えて気分転換をしていました。
夕方~夜の時間はアウトプットやインプットに使う
業務時間終了後の夕方は、転職エージェントとのやり取りや、日によっては面接がある場合もありました。
面接がある日は定時で退社をして、カフェで気持ちを整えてから臨んでいました。
そういったイベントがない日は、もっぱらアウトプットに時間をあてていました。
アウトプットというのは、転職活動のなかで最重要である面接の練習のことです。
朝や移動中に考えた想定問答を実際に声に出しながら話してみるのです。
面接はあくまで面接官との会話なので、丸暗記をして棒読みになるのはNGです。
かといって事前に声に出して話す練習をしていないと、本番で上手く話せない可能性があります。良い回答を書いて考えていても、実際に話してみるとしっくりこないことが多々あるからです。
ですので、声に出す練習をするのです。そのなかで、しっくりこない回答は修正していきます。私は録音しながら練習していました。
また朝と違って時間に追われない夜は、求人の検索、筆記試験対策、履歴書・職務経歴書の作成といったタスクも落ち着いてできます。
なお、就寝前に覚えた内容は記憶に定着しやすいと言われているので、筆記試験対策などで暗記が必要な場合はこの時間を有効に使いましょう。
隙間時間・ながら時間を有効に使う
その他にも隙間時間・ながら時間も1日のなかで結構あります。
例えば、人を待っている待ち時間はちょっとしたインプットに使えます。
また、家事や入浴中といった、ながら時間もインプットや面接練習に使えます。
私はお風呂に入りながら、声に出して面接の練習をしていました。
ここまでが平日のスケジュールです。
平日は仕事もありますし、人によっては家事・育児・介護もあるので、とにかく忙しいです。移動時間や隙間時間・ながら時間を有効に使うのがポイントです。
休日のスケジュール

休日は平日と比較すると自由になる時間が多いかと思います。
ですので、じっくりと時間をかけてやる作業に向いています。
以下がある1日の私のスケジュールです。
- 起床
- 身支度・朝食
- 移動
- カフェ
- 移動
- 昼食
- カフェ
- 夕食
- 自由
- 風呂・就寝
休日は時間があるものの、逆に時間があるからこそダラダラと過ごしてしまう可能性もあります。後でやろうと思って、気付いたら日曜の夕方というパターンです。
こうならない為には、以下がポイントです。
- 事前のスケジューリング
- 絶対に終わらせることを決める
ダラダラとしないように、しっかりとスケジューリングをするようにしましょう。
そこでのポイントは集中できる環境をつくることです。
自宅で集中できる人は良いのですが、気が散って集中できない場合は、人の目があるカフェなどに行って集中できる環境を自分でつくりましょう。
また、休日で終わらせる作業を事前に決めておくこともポイントです。
休日は時間が十分に取れるので、まとまった時間が必要な以下に向いています。
- 筆記試験対策
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策(想定問答の作成と話す練習)
こういった内容について、この休日の間にここまでは絶対に終わらせるといった目標をあらかじめ決めておくのです。
私は時間のある休日に筆記試験対策の問題集をカフェでやっていましたが、どのページまで終わらせるかの目標は事前に決めていました。
このようなスケジューリングとやることの目標を決めておくことで、効率的に休日の時間を使うことができるのです。
まとめ

今回の記事では、転職活動をしている方のスケジューリングの参考となるように、私の転職活動のスケジュールを紹介しました。
転職活動は時間との勝負の部分が大きいので、是非有効に時間を使ってください。
準備が不十分のまま、書類選考や筆記選考、そして面接選考に臨んで落ちること程もったいないことはありません。
1日の大半の時間を使う仕事を決める重要な転職活動なので、悔いが残らないように時間をかけて万全の準備をして臨みたいものです。
そのためには、本記事にあるようなスケジューリングとタスクの割振りが重要になってきます。
私のスケジュールも参考に効率的な時間の使い方を考えてもらえればと思います。
なお、私の時間術については、転職したいけど時間がない人へ【転職活動の時間術10選】で解説をしているので参考にしてください。