こんな悩みはないでしょうか?
自己投資が大事ってよく聞きますけど、何を学んだらいいか分からないですよね。
この記事はそんな悩みが少しでも解消できるように、グローバルにビジネスをするサラリーマンの私がおすすめの自己投資について解説をしていきます。
私が振り返ってやっておいて良かったと心から思うものと、やっておけば良かったと後悔しているものを説明していきます。
20代のサラリーマンが今日から真剣に考える自己投資5選

20代って本当に貴重だと思います。
仕事にプライベートに忙しいものの、30代や40代に比べると自由な時間がまだまだ多いと思います。
よく聞くかもしれませんが30代や40代になると結婚や子育てもあり、本当に自分の時間がなくなってきます。
なので時間のある20代にしっかりと仕込んでおくことがキャリアで大事なのです。
ズバリ私のおすすめする自己投資は以下の5点です。
- 仕事で使える英語力
- ビジネスの基礎知識
- 仕事の専門知識
- お金に関する知識
- 健康に関する習慣
一つずつ解説をしていきます。
仕事で使える英語力

一つ目は仕事で使える英語力です。
英語は私がコツコツと勉強してきて本当に良かったなと思うスキルです。
英語のおかげで夢だった海外と関わる仕事ができています。
これは私自身のグローバルで仕事をしたいという思いを満たすものであり、また今後ますますグローバル化が進展するなかで求められる能力だと思っています。
簡単にいうと自分も楽しいし、英語ができることで職を失うリスクも少ないのではと思っています。
英語ができるようになった結果、具体的には以下の様なメリットがありました。
- 海外企業とのビジネスの経験
- 様々な国への海外出張の経験
- 転職活動を有利に進められた
- 転職成功し年収アップを実現
しかし後悔していることもあります。
それは机上の勉強に費やした時間が長すぎたということです。
具体的にいうとTOEIC対策に時間を使い過ぎて「実際に話す練習」に使った時間が短すぎたのです。
TOEICの点数も対外的には大事ですが、やはりビジネスの現場では外国人が言っていることを聞けて、自分の考えを話す能力が必要です。
TOEICは基礎固めには良いものの、実践の場を経験するのが遅すぎました。
もっと早く英語を使える仕事の場に移る努力をすべきだったと思っています。
私が言いたいのは、英語を日常的に使う部署で英語を使うようにするのが、実践的な英語力を身につける最短のルートということです。
20代のサラリーマンの方、今後は英語はますます避けられなくなると思うので、是非、英語を使える会社や部署で働くことを考えてみてください。
ビジネスの基礎知識

二つ目はビジネスの基礎知識です。
「ビジネスはセンス」「ビジネスの知識は仕事のなかで身につけるもの」と新入社員の頃は上司によく言われました。
今振り返って思うのは、たしかにその通りであるもののビジネスの基礎知識をしっかりと身につけていれば、もっと早く成長できただろうということです。
ビジネスの基礎知識がないと自己流になります。もしくは仕事を教えてもらう上司のやり方に染まります。
それが正解であれば良いのですが、正解でない場合もありますし、私の経験上、どんな人でも得意不得意分野があります。それに、普通に与えられた仕事をしているだけでは学べない知識も出てきます。
そこで私がおすすめするのは、はじめは広く浅くで良いのでビジネスの基礎を自分で学ぶことです。
事務系の私のおすすめにはなりますが、下記を押さえておくと良いと思います。
- 論理的思考
- マーケティング
- 会計・財務
- キャリアの作り方
論理的思考
まず論理的思考は、仕事における考え方の基本になります。
論理的思考をマスターすることで思いつきでなく筋道を立てて問題解決ができます。
若い頃に論理的思考を身につけていれば悩むことも少なかっただろうなと思います。
マーケティング
次はマーケティングです。
私はマーケティングを学ぶことでビジネスの全体像がつかめると思っています。
「顧客は何を求めているか」「どういった商品なら競合と差別化して自社のユニークさが出せるか」「どのように値付けすべきか」「どんなチャネルで売るか」「プロモーションはどうするか」をマーケティングでは考えます。
こういったことを考えることでビジネスがどの様に動いているかが分かってきます。
会計・財務
会計・財務はもっと若い頃に勉強しておけば良かったと後悔しています。
マーケティングと学ぶ理由は似ていますが、会計・財務を学ぶとお金の流れを通じて会社の全体像が分かってきます。
「会社はどの事業でどれぐらい儲かっているか」「どうやってお金を調達しているか」「どんな資産をもっているのか」「どれぐらいキャッシュがあるか」を会計・財務では扱います。
私は会計・財務は実務を経験した後で学ぶと良いと思っています。日々の仕事と会計・財務知識が紐づいてビジネスがきっと面白くなると思います。
キャリアの作り方
キャリア構築についても早い段階から意識すべきだと思います。
20代はまだまだ業種や職種で方向転換が可能な年代でもあります。
ですので、できるだけ若い内からキャリアについて学び、真剣に考えることで必要であれば社内の異動や転職をしていくべきなのです。
ここまでいかがでしたでしょうか?
仕事の専門知識

三つ目は仕事の専門知識です。
これは二つ目に書いたビジネスパーソンなら最低限身につけておくべきビジネスの基礎知識とは別に自分の専門分野のスキルを向上させることです。
例えば、マーケターならマーケティング。セールスパーソンならセールスのスキルを伸ばす必要があります。
その背景としては雇用環境の変化があります。
終身雇用や年功序列には期待できなくなっており、大手企業のなかにはジョブ型雇用の導入を始める企業も増えてきました。
これが意味するのは日本も実力の社会になってきたということです。
今までは新卒で入った会社のなかでジョブローテーションをしながら、その会社のことをよく知り、その会社のなかで使えるスキルを身につけていくキャリアがありました。
しかしこれからは「あなたは何ができるか」「何に強みをもっているか」を問われるようになってきます。
ですので自分がこれだと決めた領域の専門性は自発的に強化する必要があるのです。
ジョブ型雇用については、【ジョブ型雇用】ジェネラリストかスペシャリストのどっちが良い?で詳しく解説していますので、是非読んでください。
お金に関する知識

四つ目はお金に関する知識です。
私の20代は会社での仕事や、仕事に関係するスキル習得には積極的でしたが、お金に関する勉強はずっと避けてきました。
それは仕事ができるようになれば、お金は後からついてくるものだと考えていたからです。まずは仕事で成果を上げようと思っていました。
ある意味、その考えは正しかったです。
だからこそ仕事に集中することができました。
しかし一方で若い内からお金の知識を学んでいれば良かったとも思います。
正しいお金の知識を学ぶことで、無駄な支出を減らす方法、収入を増やす方法、資産を増やす方法を知ることができるからです。
最近よく思うのはお金から自由になれればキャリアの選択も大きく変わってくるだろうなということです。
やはりお金のために好きでもない仕事をせざるを得ない状況もあると思います。
しかしお金の不安が無くなれば収入は減ってもいいから、心からワクワクできる仕事にチャレンジできるのではないでしょうか。
仕事選びの軸をお金からやりたいことに変えるためにも、早い段階でお金の知識を身につけておくことが大事だと思っています。
私のおすすめのお金の本は、【書評】お金の大学 両@リベ大学長です。書評を書いていますので興味がある方は読んでください。
健康に関する習慣

最後は健康に関する習慣です。
健康って当たり前だと思っていましたが、当たり前ではないんですよね。
健康だからこそ仕事やプライベートといった人生を楽しめるとつくづく思います。
そして健康は日々の積み重ねであることもようやく実感できました。
1日だけ健康的な食事や運動をしてもあまり意味はなく、少しずつでも良いので毎日続けることが何よりも大事なんですよね
20代は無茶をしがちだと思います。
私はよく飲みにも行きましたし、好きなものを好きなだけ食べて、運動もほとんどしていませんでした。
しかし健康な身体があって初めて色んなチャレンジができます。
また、肉体面だけでなく精神面もサラリーマンには大事です。
職場での人間関係などで辛い思いをしている人も多いのではないでしょうか。
そんな方は、【書評】反応しない練習【悩みから解放された経験談】も参考にしてもらえたらなと思います。
私も人間関係でストレスをためることが多かったのですが、この本の考えを取り入れることでだいぶ冷静に対応することができるようになりました。
まとめ

この記事では20代の自分に向けて書くつもりで、やっておくべき自己投資について解説をしました。
こういった自己投資によって仕事ができるようになり、その結果、毎日の仕事を楽しめる幸せなキャリアが築ければ良いと思っています。
しかし書いている私自身も当然日々迷いますし未熟です。
おそらく完璧になる日なんて来ないんだろうなとは思います。
しかし自分の目指す方向に少しでも近付けるように日々積み重ねをしていきたいと思っています。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。