テレワークってストレスたまりませんか?
通勤の満員電車がないですし、人によっては会いたくない上司や同僚に会わなくてすむので「テレワーク最高~」という人もいるかと思います。
しかし、やはり家でひとりで働いているとストレスがたまってきますよね。
直接言われたら何とも思わないこともチャットやメールで言われると、イラっとしてしまうこともあります。
ここで、ストレスがたまらないように自分を管理すること、イライラしないように感情をコントロールすることは極めて重要です。
ストレスがたまったり、イライラしたりすると、仕事のパフォーマンスが落ちますし、最悪のケースではメンタルがやられてしまいます。
そうならないように、この記事では約4カ月間テレワークを実施した実体験から学んだストレスフリーに働く方法をお伝えしていきます。
テレワークのストレス解消法

この記事では快適にテレワークができるように、明日から使える実践的なテレワークのストレス解消法について解説をしていきます。
実践的なテレワークのストレス解消法
私がやって効果があったのは以下の6点です。
- 朝礼
- 朝と夕方の運動
- 作業環境を整える
- 休憩では外に出てみる
- 反応しないようにする
- メリハリをつけたスケジュール
なんでストレスがたまるのか?
具体的なストレス解消法に入る前に、そもそもなんでテレワークではストレスがたまるのか考えておきましょう。
「テレワークうつ」というように、在宅勤務でメンタルがやられる人がいます。
経験してみて分かったんですが、たしかにテレワークってストレスがたまります。1日だったら問題ないですよ。でも、1週間、1カ月と続くと辛いです。
私が結論付けたテレワークでストレスがたまる理由は以下です。
- コミュニケーションの質の低下
- 運動不足
- 作業環境が悪いから
- オンオフの切り替えができない
コミュニケーションの質の低下
テレワークでは、チャットやメールでのコミュニケーションが多くなります。
同じオフィスで働いていれば、席に行って話すことも、テレワークだと遠慮してチャットやメールになります。
これはやり取りが楽な反面、要注意です。
チャットやメールは、実際の会話よりも情報量が圧倒的に少ないんですよね。
「これをやっておいてください」「いつできますか?」こんなチャットが来たらどう思うでしょうか?
書いている人の感情が分からず冷たく感じますし、高圧的にすら感じます。
そうすると、こちらも反応してしまって「分かりました」「もう少し時間がかかります」というように、そっけなく返します。
そうすると今度は相手がイラっとして、さらにきついチャットが返ってきます。
こういったことが積み重なっていくと関係がギクシャクしてきます。
きつい言葉は言われた方も傷つきますが、実は言った方も傷つきます。実は自分で自分にストレスをかけてしまっているのです。
運動不足
在宅勤務では運動不足になりがちです。
通勤があるとなんだかんだで結構運動をしています。例えば、行き帰りで歩きますし、仕事中にもオフィスで歩いたり、昼休みにご飯を食べに行ったりします。
しかしテレワークでは意識して運動しないと殆ど動きません。自室のみが行動範囲となり、運動量が圧倒的に落ちてストレスをためてしまいます。
作業環境が悪いから
作業環境も悪くなりがちですよね。
- ネット環境が悪い
- 机やイスが仕事向きでない
- ヘッドセットで耳が痛い
- ディスプレイがなく目が疲れる
- 書斎がなく家族との共用スペースしかない
こんな環境だとストレスも自然にたまっていきます。
オンオフの切り替えができない
在宅勤務だとオンオフの切り替えが難しくなってきます。
その昔、携帯電話やパソコンがなかった時代は、オフィスを出ると完全に仕事から解放されました。休みの日にふと仕事が気になってもメールは見れませんし、電話もないので物理的に仕事から離れられました。
しかしテレワークになると、携帯電話もパソコンも常にそこにあり、やろうと思えばエンドレスに仕事ができてしまいます。
オンオフの切り替えができないと、リラックスできないのでストレスがたまっていきます。
ここまででテレワークでストレスがたまる理由を見てきました。ここからは、その理由を踏まえて、対応策を説明していきます。
解消法①:朝礼

「何だ朝礼か」という感じかと思いますが、これがバカになりません。
1日のはじめに人と話す機会があれば仕事のスイッチが入りますし、困っていることの相談もできます。
ポイントは以下の通りです。
- ビデオ会議で顔をオンにする
- 負荷にならないよう自由参加にする
- 短時間で終わらせる
顔が見えると感情を読み取れるので情報量が増えますし、何より安心をします。
また長く続けるには負荷にならないようにすることが必要です。
自由参加にする、週2回程度に回数を抑える、1回あたりを短時間にするなど工夫していきましょう。
解消法②:朝と夕方の運動

テレワークの運動不足を解消するために、朝と夕方に運動をしています。
いや~これが本当に良いんですよね。
はじめは少し億劫だったのですが、今は運動が楽しみで朝早起きしていますし、夕方の運動のために仕事をはやめに終わらせるようにしています。
私の場合は運動と言っても実は主にウォーキングです(笑)
ただし、英語やビジネス系YouTubeを聞いて勉強をしています。運動とインプットで一石二鳥です。
解消法③:作業環境を整える

テレワークが続く人は投資と割り切って作業環境を整えるべきだと思います。
ネット環境、机、イス、ディスプレイを改善するだけでも作業の効率が全然変わってきますし、疲労度も変わります。
「出費が痛いな~」と思う人は1時間あたりの費用で考えてみても良いかもしれません。
「作業環境への出費÷(8時間×テレワークの日数)」で計算すると1時間あたりの出費額が計算できます。
そうみると、1時間あたりでは微々たるものになるはずです。
是非、自分への投資として検討してください。
解消法④:休憩では外に出てみる

休憩時間は思い切って外に出てみましょう。
外で思いっきり伸びをして、少し歩くとリラックスできます。
私は仕事に行き詰まったら、散歩するようにしています。
パソコンの前だと、なかなか良い解決策が思い浮かばないんですよね。
オフィスで働いているときも、よく抜け出していました。
歩いて身体を動かしていると、良いアイデアがいろいろと浮かんできます。
解消法⑤:反応しないようにする

これは結構重要です。
在宅で仕事をしているとチャットやメールが多くなると書きました。冷たいチャットや、こちらに強く当たってくるメールを受け取ることもあるでしょう。
そんなときは反応せずにスルーするようにしましょう。
全く返信しないと角が立つようなら、最低限の返信にして、相手にしないようにしましょう。
あなたが反応して言い返したり、言い訳したりすると、向こうは更にそれにかぶせてきます。
それではいつまでも終わりませんし、嫌な言葉は言っても言われても自分が傷ついてしまいます。相手にしないのが一番です。
解消法⑥:メリハリをつけたスケジュール

1日中Web会議ばかりでも疲れますし、逆にひとりで黙々と仕事をしていても気が滅入ります。
スケジュールをうまく調整して、適度なバランスでオンラインミーティングと、個人作業を割り振りましょう。
また、1日のはじめに、仕事を終える時間を決めておきましょう。
私の感覚ではテレワークはやはりストレスがたまりやすく疲れやすいので、残業(8時間以上の勤務)はすべきでないと思っています、
日々の疲れは蓄積していくので、できるだけ効率的に働き、休みを確保して、疲れを取るべきだと思っています。
仕事をはやく終わらせるコツは終わりを決めることです。
正直、今の時代、仕事はいくらでもあるので、自分で終わりを決めないといつまでもやってしまいます。
1日のはじめに、作業を終える時間を決めてから、仕事に取り掛かりましょう。
まとめ

この記事ではテレワークのストレス解消法をお伝えしてきました。
テレワーク自体は通勤時間が減るので、自分の時間が増え、新しいことをするチャンスです。テレワークで捻出できた時間は、自己投資に使うもよし、家族との時間に使うもよしです。
ストレスをうまくコントロールして、有意義なテレワークライフにしましょう。
なお、以下の記事では、テレワークで浮いた時間の使い方についても書いていますので参考にしてください。
こちらも参考にしてください
リモートワークでさぼる?【リモートワークのコツ・成長する方法】
やはり何よりも心身とも健康であることが最重要なので、是非、ここで書いたアイデアを取り入れて、ストレスフリーな快適な在宅勤務を実現してもらえればと思います。