本には読むタイミングがある

 
みんながすすめていて、ネットの評価も高い本を買ったのに最後まで読めなかった。理解力が低いのかな?

こんな経験はないですか?

スキルが身につくビジネス書の読み方では、ビジネス書の読み方を解説しました。

今回は本を読むにはタイミングがあるという話について説明をしていきます。

読書の意欲はあるが本の内容が理解できなくて困っている方
難しくて読めない本との付き合い方

なぜ本が読めないのか?

本が読めない理由は、大きく分けると下記2つのどちらかでしょう。

本が読めない理由

  1. 本の内容が理解できない
  2. 本の内容に興味がもてない

①本の内容が理解できない

これは本のレベルが自分に合っていない場合です。

ある分野を初めて学ぶ初心者が専門書や古典を読んでも内容が理解できません。

まず初めは入門書を読んで基礎を理解してから、本のレベルを上げていくべきです。

例えばビジネスの初心者がドラッカーに挑戦しても挫折する可能性が高いです。

そういった人は図解で分かりやすく解説している本や、昔流行った「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎夏海著、ダイヤモンド社、2009年))のような読みやすい本の後に挑戦すべきでしょう。

②本の内容に興味がもてない

これは選んだ本が、興味のない分野や既に知っている情報の場合です。

いくら内容は理解できても、自分にとって面白くない本は読むのが苦痛ですよね。

例えば、興味がないのにマーケティングの本を読み進めるのは辛いでしょうし、マーケティングのプロが入門書を読むのも退屈であることが容易に想像できると思います。

本には読むタイミングがある

読書では、自分に合ったレベルかつ、興味のある分野の本を選ぶべきです。

そして、それに加えてこの記事でお伝えしたいのは「人生にはその本を読むタイミングがある」ということです。

昔読んだときは全く興味がもてず内容も理解できなかったはずが、数年後に読んだら非常にタメになったという経験はないでしょうか?

私がこの現象で良くあるのは、一般的に名著と言われ、著名人やインターネットでの評価が高い書籍です。

「きっと良い本で学びが多いだろう」と購入したものの、難解で理解できなかったり、書いている内容に共感できなかったりして読むのをやめた経験が何回もあります。

一般的に評価が高いのに、なぜ自分は読めないのか、ずっと疑問に感じていました。

自分の感性が世間一般とズレいているのかと疑っていました。

しかし、それらの本を数年後、時間を置いてから再度読むと内容がスラスラ頭に入ってきて、著者の主張に共感すら感じるという体験をして分かりました。

「本には読むタイミングあって、過去に合わなかったのは、単にその本を読むタイミングではなかったのだ」という考えに至ったのです。

過去読めなかったのは、その本が求めるレベルに自分の経験や知識が足りていなかったか、その時の自分が必要としていなかったからだと分かりました。

例えば、学生時代には全く共感できなかった本も、社会の荒波に揉まれた後には愛読書となった経験があります。

自己啓発やビジネス書は、悩みなど何かしら自分の課題を解決する為に読むものと考えています。

なので、昔は興味がもてなかった本も、自分が今まさにその課題で悩んでいるときに読むと大きなヒントが得られる場合があるのです。

まとめ

この記事では「本には読むべきタイミング」があるという点を書きました。

名著と評判で読んでみたが合わなかった本も、将来助けになるかもしれません。

名著には支持される理由があるからです。

私は素晴らしい本には人生を変える力があると考えています。

一回最後まで読めなかったからといって、一生読まないのはもったいないです。

将来あなたの助けになるかもしれません。

読めなかった本は置いておいて、再度チャレンジすることをおすすめします。

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