こんにちは。
正直、めちゃくちゃ怖かったです。
昔の私は安定=最高という考えでした。
とりあえず日系大企業に勤めておけば安心と真剣に考えていました。
しかし、その考えが徐々に変わり、ついに大企業を飛び出すことになりました。
もう一度言います。言わせてください!
正直言うと、めちゃくちゃ怖かったです。
よく言われる現状維持バイアスが働きまくって、転職しない理由が止めどなく脳の中で作られているイメージです。
そして、その理由一つ一つと格闘し打ち負かし、時には折り合いをつける。
そんな日々でした。
そして最終的には転職を選びました。
私の中では大企業という安定を捨て、レールを降りた気分です。
今回は、そんな転職で安定を捨てた話について書いていきます。
転職で安定を捨てた話

さて今回は、転職で安定を捨てた話を書いていきますが、以下の流れで説明をします。
- 安定を重視していた過去の私
- 安定だけでは満足できなかった
- なぜ成長を選んだのか?
この記事を読んでもらうと、一人のサラリーマンがなぜ安定→成長に考えを変えて、動き出したかが分かります。
この激動の時代を生きる皆さんの参考になればと思います。
安定を重視していた過去の私

まずは昔の私の考え方を恥ずかしげもなくさらしていきます。
「大企業ならとにかく安心。給与がそこそこ良くて、福利厚生があって、長期雇用でこんな良い環境ないよね」
「正直、大企業以外は考えられない」
こんなふうに考えていました。
一方、ベンチャーや外資系企業には、得体の知れない恐怖を抱いていました。
「ハードワーク。実力主義。そんな環境でやっていけるの?」
首になるリスクがあるなんて怖すぎる。
こんな感じです。
一方で、日本の大企業は安全・安心です。
とにかく大企業に入れれば、どんな仕事だって我慢してやろうと思っていました。
「ま、そもそも、どうしてもやりたいことも無いし♪」って感じです。
そんな考えで誰もが知る大企業に就職してサラリーマン生活をスタートしました。
安定だけでは満足できなかった

大企業での初めの数年間は本当にがむしゃらでした。
まだ右も左も分からない私は目の前の仕事に食らいついていくのに必死でした。
上司や先輩、クライアントに怒られる日々の中で必死にもがいていました。
「大企業をエンジョイ♪」なんて考えは、速攻吹っ飛び、日々の仕事を何とか終わらせて、無事に帰宅するだけで精一杯でした。
もちろんアフター5の予定はなく、仕事漬けの生活でした。
そんな過酷とも言える日々を過ごすこと数年。
成長して成果が出るようになり、周囲にも認められるようになりました。
そうなると、余裕が出てきて自分の将来について考えるようになります。
「このままで良いのだろうか?」「この仕事を後40年続けるのか?」
そして、社会人として実際に働く中でおぼろげながら見えてきた「やりたいこと」を追求したくなります。
私の場合は事業をやることと、海外ビジネスでした。
そこで思い切って、社内公募を使って異動をしました。
異動すると今まで積み上げたスキルや経験がリセットされ、一からの出発でそれはそれは苦労しました。
しかし、やりたいことができていること、新しいスキルが身についていることに満足していました。
何よりも環境を変えたことでモヤモヤがなくなって、仕事に100%の力で打ち込むことができるようになりました。
この経験は私の中で大きな原体験になっています。
自ら行動することで人生を変えられるということが分かったのです。
人生って言うとちょっと大げさですよね。
でも、人生で働く時間って本当に長いので、仕事を変える=人生を変えると言っても良いかなと思っています。
その後も、転職や異動で自分のキャリアを切り拓いてきました。
そして今回、大企業という安定よりも成長を選んで転職することにしたのです。
なぜ成長を選んだのか?

成長を選んだ理由は、この激動の時代、自分を頼って生きていこうと考えたからです。
自分を頼るって変な表現ですよね。
正直に言うと、今までは大企業である会社に頼って生きてきました。
そこには甘えも多いにありました。
自分がビジネスパーソンとしてイマイチでも会社が何とかしてくれる。雇用や給与を保証してくれるという考えです。
しかし、今後、世の中は大きく変わっていきます。
国内の大きな経済成長は望めません。
雇用環境も、終身雇用の終了やジョブ型雇用の普及で大きく変わっていきます。
そんな中、会社ではなく自分自身に価値がないといけないと考えました。
そして何よりも、新しいことに挑戦し、自分を成長させていくのはワクワクします。
人生100年時代で、これからもまだまだ長い間働くにあたり、できるだけ楽しめる仕事をしたいと考えています。
そのためには、やりたいこと、得意なことを考えて、主体的にキャリアをつくる必要があります。
今回、自分にとって、そういった考えを実現できる会社に移ったのです。
これが私の転職で安定よりも成長を選んだ理由です。
まとめ

とは言え、この選択が正解だったかは分かりません。
今でも、安定していた大企業に勤めていたら、のんびり過ごせたのかな~という考えが止めどなく頭に浮かんできます。
しかし、もう決めた道です。
自分が選んだ道を無理やりにでも正解にしていくという強い気持ちをもって邁進していきたいと考えています。