継続のコツを徹底解説【ルーティン化までの7ステップ】

 
英語やダイエットが継続できなくて、いつも挫折してしまう。継続するコツって何なんでしょう?

継続って本当に難しいですよね。

私も毎年お正月に1年の壮大な計画を立てては挫折をしていました(笑)

日々の記録をしようと気合を入れて買った手帳も、1月までしか使わなかったりと散々な状況でした。三日坊主ですね。

しかし継続する方法を学んで、試行錯誤をするなかで続けるコツが分かってきました。

その結果、以下のような実績があります。

  • 英語勉強の継続15年以上
  • ブログの継続1年
  • 朝夕の運動継続1年

今回は私のノウハウを「ルーティン化までの7ステップ」という形で説明をします。

継続ができなくて困っている人
継続をする7ステップ

継続のコツを徹底解説【7ステップ】

私が体系化した「ルーティン化までの7ステップ」は以下の通りです。

  1. 目標を紙に書き出す
  2. スケジュール化する
  3. やめることを決める
  4. 環境をつくる
  5. 進捗を見える化する
  6. 成果を祝う
  7. 完全なルーティン化

各ステップを解説していきます。

①目標を紙に書き出す

まずは目標を紙に書き出します。

大事なのは心のなかで思うだけではなく、紙に書くことです。

こう書くと精神論に聞こえるかもしれません。

しかし、これから毎日継続していくには大事なことだと考えています。

後で話をしますが、習慣化に成功して日々のルーティンになるまでは、強い意志で取り組まないといけません。

なので紙に書いて思いを明確化していきましょう。

なんとなく「英語が話せるようになりたいなぁ」や「ダイエットしたいなぁ」ではなく、できるだけ具体的に書いていきます。

例えば英語なら以下のようなイメージです。

最終目標:英語が話せるようになってグローバルな仕事をする

短期目標:1年以内にTOEIC900点をとって異動か転職で英語が使える部署に行く

なぜやりたいのか:世界中の優秀なビジネスパーソンと渡り合いたいから

このように最終目標、短期目標、なぜやりたいのかを書きます。

最終目標はふわっとしていても構いませんが、短期目標は具体的に書きます。

達成したい目標と達成したい時期を数字で書くようにしましょう。

このように手を動かして書くことで、ぼんやりと考えていた願望が明確な目標に変わります。

そしてこれは、これから努力を続けていくうえでの心の支えにもなります。

毎日やっていると辛くて止めたくなることも出てきます。

そんなときに、この書いた紙を見ることで初心を思い出すことができ、またやる気が出てくるのです。

②スケジュール化する

次にスケジュール化をします。

決めた目標を達成するために、日々のスケジュールに落とし込んでいくのです。

最も理想的なのは、目標を達成するのに必要な時間を日々のスケジュールに入れて習慣化することです。

例えば、英語を話せるようになるのに1,000時間必要なのであれば、1,000÷365=2.74時間と、1日におよそ3時間の投資が必要だと計算します。

そして、その3時間を日々のスケジュールのなかでブロックするのです。

  • 朝会社に行くまでに1時間
  • 昼休みに30分
  • 夜の帰宅後に1時間30分

こんな感じですね。

ただし、これには注意があります。

今までこういった努力をしてこなかった人が、いきなりこんなことできるでしょうか?

ちなみに私はできませんでした。

目標が高すぎて早々に挫折してしまいました。

そこで学んだのは、意識的に目標を下げることです。

1日に3時間もできないのであれば、30分にする。もっと言うと初めは1日5分を目標にしてもいいかと思います。

1日5分ならさすがに挫折せずに継続できます。

そこで早めの成功体験を掴んで活動に勢いをつけるのです。

そして慣れてきたら、徐々に1日の負荷(投資する時間)を増やしていきます。

③やめることを決める

次はやめることを決めましょう。

なぜなら私たちの時間は限られているからです。

1日の時間が限られているなかで、やるべきことをやるには優先度の低いものを止めるしか方法はありません。

なので今の自分の時間のなかで、現実的に削れそうな時間をピックアップしていきましょう。

例えば、私は以下のような時間の削減は効果がありました。

  • 残業時間
  • 移動時間
  • 待ち時間
  • 無駄な飲み会
  • スマホを見ている時間
  • テレビを見ている時間

ただし、余暇の時間はある程度確保するようにしましょう。

よほどストイックな方でないとリラックスする時間がないとストレスがたまってしまうからです。

無理なスケジュールになり過ぎないように注意をしましょう。

④環境をつくる

その次は環境づくりです。

自己投資に集中できる環境をつくっていきます。

  • 時間泥棒を遠ざける
  • 勉強道具は身近に置く

やるのはこの2つだけです。

時間泥棒を遠ざける

時間を奪う要因は排除していきましょう。

例えば以下のようなことを私はしました。

  • 朝起きてスマホを見ないようにベッドから遠くに置く
  • SNSなどついつい見てしまうアプリをスマホから削除

このようにすることで無意識に時間を浪費することを防げます。

意外と人って一手間が面倒くさいので、わざわざ起きてスマホを取りに行くのは嫌だったり、SNSをPCを起動してまで見ようとは思わなかったりします。

ですのでこれで、時間の浪費を防げるのです。

勉強道具は身近に置く

逆に勉強道具は身近に置きましょう。

どういうことかというと、思い立ったらすぐに始められるよう常に手元に置いておくのです。

私は英語の音読用の本は常に机の上に置いていますし、音読用の音源も即再生できるようにしています。

英単語の勉強で使っているアプリやリスニング用のポッドキャストも、スマホを起動してすぐに目に付くところに配置しています。

こうすると勉強道具が日常生活の中で目に入ってくるので、勉強しないといけないことを思い出せます。

また勉強に取りかかるまでに時間がかからないので、面倒くさくなってやめることを防げます。

このように勉強の阻害要因は遠ざけ、勉強道具は近付けることで、自己投資に合った環境をつくっていきましょう。

⑤進捗を見える化する

日々の勉強の記録は手帳やカレンダーにつけていきましょう。

私もやってみて気づいたのですが、進捗が見える化されるとやる気が出ます。

例えば、20日もの間、毎日継続をして印をつけていたら、21日目が空欄になるのが気持ち悪くなります。

今までと同じように印をつけたくなるのです。

最近はまっているリングフィットアドベンチャーでも似たことを体験しています。

ゲームのなかで過去の進捗が出るのですが、過去の頑張りが分かるので「ここまで努力を積み重ねてきたんだ。もっと頑張ろう」とモチベーションが上がります。

リングフィットの話は、リングフィットをテレワーク中にやった結果【1ヶ月の成果】で書いています。

紙の手帳、スマホのカレンダー、ブログ、SNSと何でも良いので、日々の自己投資の進捗を見える化しましょう。

⑥成果を祝う

今まで書いてきたように続けられる方法をいろいろと実践しても、途中でどうしても中だるみしてきます。

特に一般的にも成長曲線で語られるように、努力の量に比例して成果が出ずに、嫌になってくることがあります。

成長曲線の記事は、キャリアの成長曲線を知っておこうです。

なので継続には意識的にお祝いをしてモチベーションを上げる必要があります。

ただし、前述の通り成果は出ていないので、祝う方法は工夫をしましょう。

最も手っ取り早いのは継続できたこと自体を祝うことです。

あくまで目標はTOEICで900点を取るなどの成果を出すことなので、継続自体を祝うのは本質的には違うものの、モチベーションを上げるためにはありだと考えています。

他には、たとえ大きな成果でなくとも、少しの成果が出たら祝うのもいいでしょう。

単語を1,000個覚えられたなどで、お祝いをしてモチベーションを上げるのです。

祝い方は、ご褒美として美味しいものを食べに行く、マッサージでリラックスしに行くなど、とにかく自分が好きなことが良いです。

⑦完全なルーティン化

そして最終的には完全にルーティン化することを目指しましょう。

意識しなくてもできるぐらい日常生活の一部にするのです。

歯磨きのように何も考えなくてもやれるようにしていきます。

やらないと気持ち悪い状態までもっていければルーティン化は完了です。

このルーティンの注意点はやらない日があったら習慣が途絶えがちになることです。

「今日ぐらいはいっか」とさぼると、次の日も同じことを思って、いつの間にかせっかく作り上げた習慣がなくなってしまうのです。

サラリーマンとして働いていると出張や飲み会があります。またプライベートでも旅行などのルーティンが途切れがちになるイベントが入ってくることもあります。

そんなときには、しんどくても、少しでもいいのでやることをおすすめします。

いったんルーティンが途絶えると復活させるのは結構しんどいので、いつもと違う日であっても、少しでも続けるのが逆に楽とも考えられます。

まとめ

今回は成功に欠かせない継続のコツを解説しました。

目標は誰でも立てることができます。

しかし、目標を達成するための日々の努力を継続できる人はそんなに多くありません。

今回は、私の長年の実体験による経験を余すことなく記載しました。

これは何度も挫折をするなかで、自分の性格の癖や心の弱さをいかにカバーするかを試行錯誤するなかで、つくってきた仕組みです。

この記事が少しでも読者の皆さまの継続化の参考になれば幸いです。

ちなみに何を自己投資すべきかについては、20代のサラリーマンが今日から真剣に考えるべき自己投資5選で解説をしていますので、参考にしてください。

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