転勤族の妻が在宅で収入を得る具体的な方法【ハンドメイド】

「2~3年毎に夫に転勤があるので、自分は働けない」

「どこに行っても、変わらずに収入を得るにはどうしたら良いんだろう」

こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?

私自身も2年前までは転勤族の妻として、こういった悩みをもっていました。

家を買っていたり、子供も大きかったりしたら、転勤についていかない選択肢もあると思いますが、まだ子供も小さいので、家族でついていくつもりです。

しかし転勤になると自分の生活環境が一気に変わってしまいます。外で働いていたら辞めなければなりませんので、収入がガクッと減ってしまいます。

ですので、異動の内示がでる3月や9月はいつもドキドキしていました。

この記事では転勤族の妻がどこに行っても、今までと変わらずお金を稼ぐ方法の一つとして、在宅で収入が得られる「ハンドメイド作品の製作・販売」をお伝えします。

転勤族の妻で働き方に困っている人。どこに行っても収入を得たい人
在宅ワークとしてのハンドメイド作品の製作・販売の稼ぎ方

転勤族の妻が在宅で収入を得る方法~ハンドメイド~

この記事では転勤族の妻が在宅で収入を得る手段の一つとして、ハンドメインド作品の製作・販売について紹介をしていきます。

ハンドメイドビジネスの魅力

結論から言うと、転勤族の妻でも、自分でハンドメイドを作って売れば、どこでも稼ぐことができます。

もちろん、自分のビジネスなので、サラリーマンやアルバイトの様に、一定の収入は保証されておらず、人によっては全く売上が上がらない人もいます。

一方、うまくビジネスを伸ばせば、場所や時間にとらわれずに稼ぐことができるメリットがあります。

特に今はSNSやネットショップのおかげで、プロモーションや販売の手段が昔に比べて格段に増えています。

うまくやれば大きくビジネスを伸ばせるチャンスがあるのです。

転勤族の妻の悩みと、たどり着いた答え

先日「育児や介護中でもフリーランスなら仕事ができる」という記事を投稿しました。

育児や介護中でもフリーランスなら仕事ができる【広がる選択肢】

共感して下さった方が多かったのか、おかげさまで多くの方に読んでもらえました。

今回は、転勤族の妻でもハンドメイドなら、働く場所を気にせずに、在宅で収入を得ることができるという内容です。

転勤族の場合、短い場合2~3年で動く方もいると思います。

2~3年ってあっという間ですよね。

小さな子供を保育園にいれて「さぁ働くぞ」と思い立ったときや、仕事先が見つかって「やっと、働くことができる!」と喜んでいたときに夫の転勤が決まる人もいると思います。

また、そういう不安定な要素があるので、そもそも働くこと自体を最初から諦めている人もいると思います。

いろいろなパターンがあると思いますが「転勤制度」が一度家庭に入った女性の社会復帰を妨げるひとつの原因であることは確かだと思っています。

海外の大半の国では、そもそも転勤が無かったり、あっても転勤の前に社員の希望や状況のヒヤリングをして、それに基づいた準備期間も十分にとるのが主流のようです。

これは家族からしたらありがたい話です。転勤になると、住む場所はもちろん、親の介護、子供の学校や病院、家族の仕事といったあらゆることに影響があるからです。

私自身、転勤族の妻なので、これから自分はどう働くべきか、ずっと悩んできました。

主人は出張も多く外に出て飛び回っているので、私は家を守りながら、自宅から発信できることで収入を得ていきたいと思うようになりました。

たとえ知らない土地に行ったとしても、変わらずに続けられる働き方を確立したいと思ったのです。

その結果、たどり着いたのが、個人事業主として開業して「在宅でハンドメイド作家として収入を得る」ということでした。

抜きんでた才能はありませんが、アクセサリーなど手先を使ってものを作ることは好きだったので、ここを伸ばすしかないと考えたのです。

ハンドメイドビジネスの立ち上げ方

ここからはハンドメイドビジネスを自分で立ち上げる手順を説明します。

  1. 作るものを決める
  2. 材料を仕入れる
  3. 製作をする
  4. ネットやSNSを使いながら売る

それでは一つずつ見ていきましょう

①作るものを決める

まず、何を作るかを決めましょう。

一口にハンドメイドといえど、いろんな作品があります。

  • ピアスやイヤリングなどのアクセサリー系
  • 編み物で作ったあみぐるみ
  • お洋服やカバン
  • 机やいすなどの家具
  • パンやクッキーなどの食品系

この他にも、ピアス台紙やショップカードをつくって販売している人もいます。

どうしても作るのが苦手な人は、アクセサリーを作る材料を仕入れて売るビジネスも考えられると思います。

まずはこういった選択肢の中で、何をつくるかを選びましょう。

つくるものを選ぶ際は、以下を考慮すると良いでしょう。

  • 販売単価
  • 製作の難易度
  • 自分の嗜好

こういった点を考えながら、作るものを決めていきます。

何だったら継続して取り組めるかも重要な選定ポイントです。やはり似たような作品をつくっていると行き詰まってきます。どのジャンルならバリエーションを広げられるか、長く続けられるも是非考えてください。

材料を仕入れる

作るものが決まれば、仕入れです。

「どこで仕入れれば良いの?」「量はどのくらい仕入れれば良いの?」など、いろんな疑問が浮かぶと思います。

こたえは簡単で「まずは近くの手芸屋で少量を買う」で良いです。

というのも初めのうちは、実物で色、形、質感を確かめながら実店舗で買う方が間違いがありません。また、価格レベルや流行も分かるのでおすすめです。

また、正直なところ、初めのうちは、たくさん買ったところでそれほど簡単に売れないと思いますので、まずは少量で十分かと思います。

だんだん、作り慣れ売れるようになって、同じ材料をたくさん買う必要が出た場合は、ネットのまとめ買いで単価が少し安くなったり送料も無料になったりするのでおすすめです。

おすすめの手芸屋・パーツ屋です。

実店舗系

  • 貴和製作所
  • パーツクラブ
  • ユザワヤ
  • パンドラハウス

ネット・通販系

  • 楽天
  • minne
  • メルカリ

ネット卸系

  • NETSEA

手芸屋、パーツ屋で材料を揃える際は、余計なものまで買ってしまいがちなので行く回数には気をつけましょう(笑)

製作をする

材料が揃ったら、実際に作っていきます。

ここでのポイントは、完璧主義をはじめは捨てることです。

はじめは「こんなレベルで売り物になるのか?」「いったい誰が買うんだろう」となかなか自信がもてないと思います。

もちろん、売り物になる最低レベルまでは練習をして持っていかなければいけません。

しかし、ある程度、売り物のレベルになったら、いつまでも手元に置いて悩んでいてもビジネスにはなりません。

最終的に、買う・買わないはお客さまが決めますので、売っていきましょう。

はじめは反応が見えにくいネットは怖いとも思います。

そういった場合は、フリーマーケットやスペース貸しをしているお店といったリアルな場で売ってみましょう。

また、作品をひとつ作るのにどれぐらい時間がかかるかを計りながら作ると良いです。

もし20日間つくると仮定したら、あなたの月あたりの最大の売上は、「単価×1日につくれる量×20日」になるからです。

これで大体の売上レベルが分かってきます。

SNSやネットを使いながら売る

ここでは、どうやって売っていくかについて解説をします。特にSNSやネットの活用について説明をします。

SNSの活用

突然ですが、SNSで発信をしていますか?

インスタグラム、ツイッター、ユーチューブなど、様々なプラットフォームがありますが、基本的には全て無料で使えるものなのでどんどん利用しましょう。

ただし、働ける時間には制約がありますので、一気に手を広げずに、まずは一つのプラットフォームでの運用から開始し、徐々に広げていきましょう。

スモールスタートが基本なので、お金をかける必要は全くありません。

お金をかけずに使えるものはしっかり利用した方が良いです。

私はインスタグラムを主に利用しています。

昔は個人的なものをのせるアカウントのみでしたが、ハンドメイドをはじめるときにビジネス用アカウントを作りました。

ビジネス用アカウントを作るにあたり、メールアドレスを新しくつくり、それをインスタグラムに登録します。

ビジネス用アカウントのメリットは、どれだけの人が反応したか、年代、性別、地域、見ている曜日・時間帯などのデータが取れることです。それを基に発信内容の改善ができます。

私は、個人でハンドメイドの製作・販売をしていくのであれば、SNS発信は必要だと思います。作品のブランディング・プロモーションで欠かせません。

ライティング、写真の撮り方など、勉強しないといけないことはありますが、日々実践しながら学んでいきましょう。

私もまだまだ試行錯誤中ですが、日々新しい知識が増えるのが楽しくてたまりません。

ネットの活用

SNS発信をしたら、あなたの作品は無事に世に出ることとなります。

しかし、発信した終わりではなく買ってもらわないといけないので、あなたの作品を販売するためのネットショップの開設をしましょう。

代表的なネットショップは以下の通りです。

  • minne
  • creema
  • BASE

また、フリマサイトでも売ることができます。

  • メルカリ
  • ラクマ

フリマサイトはフリマだけあって、単価が安い傾向にありますが、利用者は不用品を売った売上代金をそのプラットフォーム内に留保しています。そして、そのお金で新たに欲しいものを買うという流れがあるため、買い物へのハードルも低いと感じます。

ここも自分の作品を売るチャネルはどこが合っているか、いろいろと試しながら、最適な売り場を見つけていきましょう。

インスタグラムのプロフィール欄に掲載できるショップURLはひとつだけです。もし、複数のサイトを貼りつけたい場合はLinktreeリンクツリーというアプリを使いましょう。

SNS発信をしてフォロワーが増えていけば、あなたの作品を見てくれる人も増えるということなので、魅力的な投稿をしてファンになってもらいましょう。

まとめ

今回は、転勤族の妻がハンドメイドで収入を得る方法について書きました。

大きく稼ぐ事は難しいかもしれませんが、工夫と努力次第では、月10万円程度の売上は目指せると考えます。

また、こういった自分でやるビジネスでは、アルバイトやパートに出るだけでは得ることのできない学びや知識が得られるはずです。

SNS発信や、ショップ開設し出品することで、作品をいかにアピールするか、どういう風に文章を書けば魅力が伝わるかなど、知らず知らずのうちにWEBライティングの知識や写真加工の知識が蓄積されていきます。

こういったスキルは、今後個人が発信してスモールビジネスをどんどんつくっていく、これからの時代に必要だと思っています。

もしハンドメイド作品が売れなかったとしてもそれらの経験はきっと今後の人生で役立つときが来ると私は信じています。

夫が転勤族だからといって、社会に出ることをあきらめる必要はありませんし、孤独になる必要もありません。

自分の好きや得意を活かして収入を得ること働き方が実現できるように、日々試行錯誤しながらがんばっていきます。

このブログの内容がどなたかの参考になればとっても幸せです。

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