転職エージェントは総合型と特化型どちらが良いか?

 
転職エージェントの総合型と特化型ってどういう意味?
 
総合型と特化型のどちらを選んだら良いの?

こんな疑問はないでしょうか?

転職エージェントって以外にいろんな会社があって、一体どこを選んだらいいか分からないですよね。

この記事では、そんな方がまず押さえておくべき「転職エージェントの種類」について解説します。

転職エージェントには大きく分けて総合型と特化型があります。

この記事を読んで、どちらに登録すべきか明確にしていきましょう。

転職エージェントの総合型と特化型の違いが知りたい人
総合型と特化型の違い。どちらに登録すべきか

総合型と特化型

まずは総合型と特化型の違いをざっくりと説明します。

総合型の転職エージェントとは、特定の業種や職種に特化せず幅広い種類の求人を扱う転職エージェントです。

代表的な総合型の転職エージェントには、リクルートエージェントやdoda(デューダ)などがあります。

一方、特化型は、特定の業種や職種に特化した求人を扱っています。

IT、Web、アパレルといった業界軸の他に、女性、外資系、エンジニアなど様々な切り口でサービスを提供しています。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、次で見ていきましょう。

総合型のメリット・デメリット

ここでは総合型の転職エージェントのメリット・デメリットを確認しましょう。

総合型のメリット

総合型のメリットは以下の通りです。

総合型のメリット

  1. 求人の数が豊富
  2. 質の良い求人が多い
  3. 転職支援サービスが充実している

①求人の数が豊富

総合型の転職エージェントは幅広い業種・職種・地域の求人を扱っているので、あなたの希望する案件を見つけられる可能性が高いです。

②質の良い求人が多い

総合型の転職エージェントは人気企業との関係性が強い場合も多く、良質な案件を保有している可能性が高いです。

③転職支援サービスが充実している

過去の転職支援の成功実績が多く、ノウハウが蓄積されているため、充実した転職支援サービスが受けられる可能性が高いです。

また、サポートの質は担当者次第ですが、大手中心の総合型の転職エージェントには優秀な担当者が多い傾向にあります。

特に転職が初めての方は総合型転職エージェントに登録して、応募書類の添削や面接対策を受けることをおすすめします。

総合型のデメリット

次に総合型のデメリットをお伝えします。

総合型のデメリット

  1. 専門性の低い担当者にあたる可能性がある
  2. 事務的な対応の担当にあたる可能性がある

①専門性の低い担当者にあたる可能性がある

総合型の転職エージェントでは様々な業種・職種・地域の求人を扱っているため、業種や職種などに特化した知識が担当者に蓄積しにくいところがあります。そのため、適切なアドバイスを受けられない可能性があります。

担当者でも異業種から転職して転職エージェントになった人はよく業界のことが分かっています(例えば自動車メーカーで働いていた人は自動車業界に詳しいです)。一方、新卒で転職エージェントに入社し、まだ年次の浅い担当者は業界への知見が深くない傾向にあります。

②事務的な対応の担当にあたる可能性がある

サポートの質は担当者次第と書きましたが、大手は登録者数も多いことから、担当者によっては人数をさばくため事務的な対応になっていることもあります。

その場合、手厚いサポートを受けられない可能性があります。

大手だけに限りませんが、担当者によってレベル・熱意にバラツキがあります。やり取りをするなかで満足がいかない場合は、担当者の変更も検討しましょう。

良い担当者の見分け方について詳しく知りたい方は、【転職エージェント】良い担当者の見分け方も参考にしてください。

さて次は特化型の転職エージェントのメリット・デメリットを見ていきましょう。

特化型のメリット・デメリット

特化型の転職エージェントのメリット・デメリットを確認しましょう。

特化型のメリット

特化型のメリットは以下の通りです。

特化型のメリット

  1. 特定の業界・職種の知見が豊富
  2. 特定の企業との関係性が強い

①特定の業界・職種の知見が豊富

特化型というだけあり、ある領域に集中したサービスを展開しています。

その業界の出身者も多く、知識は非常に豊富です。

業界の内情や面接対策など的確なサポートを受けられる可能性が高いです。

②特定の企業との関係性が強い

特化型の転職エージェントは特定の企業との関係が強い場合があります。

総合型が保有していない案件があったり、その企業への転職で有利にはたらく可能性もあります。

特化型のデメリット

次に特化型のデメリットをお伝えします。

特化型のデメリット

  1. 求人数が少ない傾向にあり
  2. 担当者の能力にバラツキがあり

①求人数が少ない傾向にあり

特化型の転職エージェントが扱う案件は、ある業界や職種といった特定の領域が中心であり、案件が少なくなる傾向があります。

業界や職種を決めている人は特化型でも良いですが、決まっていない人は自分の可能性を広げるためにも総合型の話も聞いてみるべきだと考えます。

担当者の能力にバラツキがあり

全体の傾向としては大手の総合型転職エージェントの方が優秀な担当者が多い印象です。もちろん特化型にも優秀な方はいますが、能力にバラツキがあると感じています。

まとめ

今回の記事では総合型と特化型について解説しました。

以下に総合型と特化型がどんな方に向いているかをまとめています。

総合型がおすすめ 特化型がおすすめ
特に転職が初めての方 業界・職種が決まっている方
様々な案件が見たい方 業界・職種に詳しい担当者に相談したい方

特定の業界・職種を志望していて、そこに特化した転職エージェントがあれば、その特化型の転職エージェントへの登録をおすすめします。

しかし幅広い案件を見るためにも、同時に総合型への登録もおすすめします。

つまり転職エージェントは、総合型と特化型の併用をおすすめします。

双方の話を聞きながら、深く付き合う転職エージェントを選べば良いです。

ちなみに仕事をしながら転職活動をするのであれば、自身の負荷も考えて、最終的にはメインで使う転職エージェントは2~3社に絞ることをおすすめします。

登録社数が多ければ情報はいっぱい入ってくるものの、紹介される案件をさばききれなくなるので要注意です。

転職エージェントを何社登録すべきかについて詳しく知りたい方は、転職エージェントは何社使うべきかも参考にしてください。

この記事が皆さんの転職活動の参考になれば幸いです。

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