こんな悩みはないですか?
勤めている会社のキャリアであれば、上司や同僚にアドバイスをもらえます。
その会社でどんなキャリアパスがあるかは聞けば分かるからです。
しかし、会社以外の転職・副業・起業も含めたキャリアになると、なかなか相談できる人がいないですよね。
この記事ではこれからの時代のキャリアの考え方について掘り下げていきます。
キャリア相談の難しさ

昔はある意味楽だったと思います。
キャリアは新卒で就職した会社で完結することができ、社内でのキャリアだけを考えていれば良かったからです。
一方、個人として希望は言えても自分の異動に決定権はなく、会社の指示に従うしかありませんでした。
そして今は私たち一人ひとりが自分のキャリアプランを社内外含めて考えるべき時代に急速に変わりつつあります。
しかし、何かしないといけないと思いつつも、具体的なアクションを起こせていない人も多いのではないでしょうか。
だって急に自分でキャリアプランを考えないといけないと言われてもやり方が分からないですもんね。
また周囲には相談できる人がなかなかいない事実もあります。
本当は「今までのキャリア」と「これからの本人の希望」を聞いたうえで、今後進むべき方向性についてアドバイスをくれる人が理想的だと思います。
しかし、そういった人はなかなか見つからないですよね。
キャリアの相談相手

そんなキャリアの相談相手で真っ先に思い浮かぶのは、転職エージェントやヘッドハンターかと思います。
ただ、基本的には転職エージェントやヘッドハンターは、転職案件の成約によって報酬を得るビジネスモデルです。
そのため、求人は紹介してくれても、中長期の視点で応募者に寄り添ったアドバイスをもらうのは難しいです。
また、副業、起業は専門外になります。
つまり、 転職エージェントやヘッドハンターを通じて間接的に分かるのは、今現在の自分の転職市場での市場価値です。
紹介される求人やアドバイスでおおよその自分の転職市場での評価は見えてきます。
次に思い浮かぶのは個人的な知人でしょうか。
なぜなら会社の人に転職、副業、起業の相談をするのはリスクがあるからです。
そこで、知人が相談相手になるものの、これはその人の交友関係次第です。
良いメンターがいる人は幸運ですが、なかなかそんな知人はいないと思います。
また、受けられるアドバイスは相手の経験に依存するので、本当に自分に合っている考えかは見極めなくてはいけません。
こう考えると「キャリアの悩みを話せる相談相手はなかなかいない」という事実がよく分かるかと思います。
これは辛いものの現実なんですよね。
人のキャリアの学び方

どうやらキャリアを相談できる人を見つけるのは難しそうです。
ではどうすればよいのでしょうか。
しかし、今は個人がネットやSNSで発信する時代になっています。
昔では直接合わないと聞けないような貴重な情報も手に入るようになりました。
世の中の人の個別のキャリアを知ることができるのです。
- どんな思いで仕事を選んだのか?
- 仕事をやる中で何に悩んだのか?
- どんなアクションをとったのか?
- その結果どのようになったのか?
こういった体験談ほど、自分のキャリアを考えるのに参考となる情報はありません。
ある人の仕事人生を疑似体験できるのです。
しかも本を出すような凄い人ではなくて、ある意味身近な人のです。
こういったことを1人ではなく何人ものバージョンで知ることができます。
つまり、今は色んな人のキャリアを知ることができるので、それも参考に自分のキャリアを考えるべきということです。
人は「人の失敗と成功といったストーリー」に心を動かされます。
それは自分自身もそういった経験をして痛みが分かっているからです。
自分だけでなくみんなが悩んでいることを知って、また頑張ろうと思います。
いろいろと挑戦していこうと改めて思います。
キャリアで悩む方は是非いろいろと人のキャリアを見て参考にしましょう。
今回は以上です。この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
経験が大事な理由では、キャリアを考えるうえでの経験の重要性を書いていますので、是非参考にしてください。