こんな疑問に答えていきます。
勉強が大事なことは何となく分かるものの具体的にどんなメリットがあるかよく分からないですよね。
そこでこの記事では、今の社会人になぜ勉強が必要かを徹底的に解説します。
社会人ほど勉強しなくてはいけない理由

「何をモチベーションに勉強すればいいか分からない」「せっかくの休日はゆっくりしたい」普通はこう思いますよね。
普段の仕事でいっぱいいっぱいなのに、そこから更に勉強なんてやる気がおきないのが正直なところです。
しかし社会人には勉強が大事とよく聞きます。なぜでしょうか?
なぜ勉強が大事かをシンプルに言うと「より良い暮らしをする為」です。
つまり学ぶとお金が稼げるようになる確率が上がるのです。
経済が右肩上がりで成長していた時代は、私たちの雇用も終身雇用や年功序列が前提で自主的に学ばなくても年をとればある程度は出世ができました。
しかしこれからは、自分の強みがないと生き残れない時代です。
経済の伸び悩みにともないリストラ・降格・給与カットが起こっています。
その対象となりやすいのは強みがあって会社の業績に貢献している人ではなく、強みがない替えのきく人です。
特に現在は技術革新のスピードが速くなっています。
昔は若い頃に身につけた知識で定年まで働けましたが、今は必要な能力をその都度、新たに身につけないと対応できません。
人生100年と言われている通り、今後は現役時代も長くなります。
つまり、長期間にわたり、そのときに必要な能力を身につけないと食べていけない時代になっているのです。
ではどうするか?
会社の仕事にプラスαで自主的に学ぶことで、自分の強みを確立していくべきです。
それが社会人にとって勉強が大事な理由です。
社会人の勉強とは?

普通に考えれば企業が必要とする能力があれば、仕事があるはずです。
更に希少価値の高い能力であれば、専門的な職で良い待遇で働けるはずです。
また、その強みをきっかけに副業や起業を始められるかもしれません。
このように社会人の勉強は学生時代とは異なり、仕事に関連しています。自分の暮らし、稼ぎに直結してくるのです。
ここから社会人の勉強の重要性が分かってもらえると思います。
次に、社会人の勉強の仕方についても簡単に説明します。
社会人は仕事に関係する分野の勉強をすることで知識を深めましょう。
そして、その知識を仕事で使うことで本当に使える知識に変えましょう。
この「学んで仕事で使うこと」の繰り返しで、本当に使える能力が身にきます。
能力が上がると成果が出ます。成果が出ると評価されます。
このように仕事に関係する分野の勉強をして実践すれば、良い学びのサイクルに入ることができるのです。
「自主的に勉強して仕事で使う。仕事で使うことで使える能力になり成果が出る。成果が出ると評価される。評価されるともっと勉強したくなる」という好循環です。
例えば、私は新人の頃は営業に苦労しました。
アポが思うように取れず商談もうまく進められませんでした。
そこで自己啓発や営業の本を休日に読み、それを翌週からの仕事で試しました。
テレアポの取り方、商談の進め方、ヒヤリングの仕方、プレゼン方法、モチベーションの上げ方を勉強しました。
もちろんすぐには仕事の成果に直結しなかったものの、学んで仕事で使うことを継続するうちに結果もついてくるようになりました。
その結果、営業成績も目標をクリアでき、大きく成長することができました。
会社からも高い評価を受け、更に学びたいと思ったことを覚えています。
転職活動で評価される能力とは?

学びに興味をもつ社会人の方は転職も考えていると思います。
そこで転職ではどういった能力が評価されるかについても少しふれておきます。
転職活動で評価される能力はあくまで実務で結果を出した能力です。残念ですが、実務で使っていない能力は評価されません。
例えば営業パーソンが自主的に自分の興味があるマーケティングの勉強をしても、それを実務で使って成果を上げた実績がなければ評価されません。
その勉強は趣味でしかないのです。
逆に例えば、マーケティングの知識を使って顧客ターゲティングをしたうえで営業活動し成果を上げれば面接でもアピールできます。
実務で成果を出して、はじめて強みとしてアピールできるのです。
お金以外で勉強すべき理由

では社会人の勉強はお金の為だけでしょうか?
お金は重要な目的の一つですが、それだけではないと考えています。
まず新しい知識を学ぶことは楽しいです。
そして、その知識が実務で役に立ち成果が出ると更に嬉しいです。
お金だけを目標にするとなかなかモチベーションが続きません。
以下の様な楽しみも見つけていきましょう。
- 自分の知的好奇心を満たす
- 知識が役に立つ喜びを知る
新しい知識を身につけ成果をあげることで仕事にやりがいを感じ、人生を豊かにしていきたいですね。
まとめ

社会人の勉強は稼ぎに直結してくるので非常に重要です。
おおげさにいうと生活がかかっていると言ってもいいかもしれません。
特にこれからの時代は「どんな強みをもっているか」「何ができるのか」という実力がより重視されるようになります。
社会人の各ステージでその都度、新しい知識を自主的に勉強し仕事で使うことで、使える能力に変えていくことが必要です。
そして、その強みと実績で自分のキャリアをつくっていくのです。
ただ、学びが全てお金の為とは思いません。
学びの結果、仕事で成果を上げることで自己実現もできるからです。
学びは、より良い暮らし、充実した人生につながっていくと考えています。