こんな思いはないでしょうか?
仕事がつまらないと言うと、「仕事はお金をもらっているんだから、つまらなくて当たり前だろ。我慢料と思え!」と怒られそうですね。
しかし人生で多くの時間を使う仕事がつまらないままで本当に良いのでしょうか?
せっかくの一度きりの人生だから仕事も可能な限り楽しみたいところです。
この記事では、今までの仕事人生でつまらない仕事と楽しい仕事を経験した私が仕事を楽しむ方法について書いていきます。
仕事がつまらないのは当たり前?

仕事がつまらないのは当たり前でしょうか?
たしかにある意味当たり前です。
私も仕事は基本的に辛く、できればやりたくないと思っています。
毎日毎日仕事をするのが楽しみで待ちきれないというタイプの人間ではありません。
金曜日の夕方は嬉しいですし、逆に日曜日の夕方は憂鬱です。
しかし、仕事が100%つまらないかと言われるとそうではありません。
楽しいと感じるときもありますし、やり切った達成感を感じたこともあります。
この記事では仕事を楽しむために、そういった仕事の共通点を考えました。
その結果、仕事を楽しむ方法は以下の3つだと思っています。
仕事を楽しむ方法
- 興味のある分野に取り組む
- 難しい仕事に挑戦してみる
- 人の役に立つことを考える
後程この3つの方法について解説をします。
なぜ仕事をつまらないと思うのか?

仕事を楽しむ方法の話に入る前に、そもそもなぜ仕事をつまらないと思うのか考えてみたいと思います。
仕事がつまらないのは以下が原因かなと思っています。
- 単純な業務
- 成長がない
- 感謝されない
単純な業務
一つはやっている仕事が簡単にできる単純な作業が多いということです。
初めは新しく覚えることがあり、できるかどうか分からず不安だった仕事も慣れてくると、簡単にできる作業に変わっていきます。
新しく学ぶことはもはやなく、基本的には毎日同じことの繰り返しです。
こうなってくると「つまらないな」と思ってきます。
やはり人間どうしても飽きてきます。
成長がない
成長が感じられない仕事もつまらないと感じてしまいます。
これは単純な業務が多いとも関連してきますが、前はできなかった難易度の高い仕事ができるようになったときは自身の成長を感じて嬉しいものです。
それが会社からも認められて昇進や昇給といった評価に反映されると更にやる気が出てきます。
一方、自分の能力の向上が感じられないときは面白くありません。
最近ゲームをやっていて思うのですが、どんどんゲームの操作が上手くなって、前は勝てなかった敵に勝てるようになったときはめちゃくちゃ楽しいです。
一方、ゲームも一度クリアしてしまって、どの敵も簡単に倒せるようになると、もはや前のような感情は湧いてきません。
弱い相手だと自分の実力も上がらず能力の向上もないからです。
勝てるかな、勝てないかなといったドキドキもありません。
少し話がそれましたが、仕事も同じで成長がない仕事はつまらなく感じます。
感謝をされない
もう一つは人から感謝されない仕事は辛いというものです。
人というのはお客さま、上司、同僚など、どんな人でも良いと思うのですが、あなたが仕事で関わる人からのポジティブなフィードバックは嬉しくやる気になります。
一方、できて当たり前で、少しでも失敗すると非難されたり怒られたりする環境では、やる気は必然的になくなっていきます。
仕事を楽しむ方法

今見てきた仕事をつまらないと思う理由を踏まえて、仕事を楽しむ方法について説明していきます。
仕事を楽しむ方法
- 興味のある分野に取り組む
- 難しい仕事に挑戦してみる
- 人の役に立つことを考える
興味のある分野に取り組む
単純な業務は飽きてきて面白くないと書きました。
この一つの解決策は自身の興味のある分野に取り組むことです。
それは何も仕事を変えるといった大きな方向転換でなくても良いです。
何となく惹かれる、面白そうなのでやってみたいという程度でも良いのです。
そしてそれを考えているだけでなく、できるだけ早くやってみる。
このやってみるというのが、めちゃくちゃ大事です。
なぜならやってみないと分からないからです。
例えば、今流行りのデジタルマーケティングがあります。
そういった新しいことは社内で誰も手をつけていない可能性があります。
そこで自ら企画をしてプロジェクトを立ち上げるも良いですし、今の職務でできそうなことからスモールスタートをしてみるのも良いです。
あなたが今の仕事で成果をあげていて、その仕事と関連性があれば会社にも認めてもらえる可能性はあると思っています。
この話は、希望の部署に異動するにはどうしたらいい?でも触れています。
実際にやってみると、色々と見えてくることがあると思います。
「ネットという新しい販売チャネルの開拓は面白い。この分野で社内の第一人者になろう」と思えるかもしれませんし、「いや、なんか思っていたのと違うな。やっぱりリアルの方が好きだわ」と思うかもしれません。
仕事ばかりはやってみないと分からない部分が大きいので、悩むよりもまずチャレンジしてみることが大切です。
そういったトライアンドエラーをやっていると、毎日仕事がつまらないと悩むこともないのではと思っています。
難しい仕事に挑戦してみる
成長が感じられない仕事はつまらなく感じると先程書きました。
成長する一つの方法は、今の自分の実力よりも少し高いレベルの仕事にチャレンジすることです。
レベルの高い仕事はドキドキします。「上手くいくかな」「失敗したらどうしよう」と考えながら仕事をするので不安です。
しかし、それが良いのです。つまらないと思っている暇は正直ありません。
どうやったら成功できるかと脳みそをフル回転で考えますし、分からないことは社内の人に聞いたり自ら学んだりして、知識を拡充しようとします。
こういったプロセスが人を成長させます。きっと仕事を完遂したときに振り返ると非常に充実していたと感じるでしょう。
人の役に立つことを考える
感謝をされない仕事は辛いと書きました。
やはり人間、人の役に立っていると実感でき、それを実際の言葉や態度で相手からもらうと嬉しいものです。
では、どうやったら感謝してもらえるかですが、2つ方法があると思っています。
- 自ら先に感謝をする
- どうやったら相手が喜ぶかを考える
人に感謝を求める前に、自ら先に感謝をするようにしましょう。
相手に感謝することを習慣にすれば、その内自分の心のなかに自然と「相手にお返しをしたい」と思うようになります。
いつもお世話になっているお客さまに喜んでもらいたい。いつも助けてくれる上司や同僚を今度はこちらが助けたいと思うようになるのです。
そして、どうやったら相手が喜んでくれるかも考えましょう。
そのコツは相手の立場になって考えることです。相手がどんなことに困っているか、どんなことをしてもらったら嬉しいと思うかを想像して動くのです。
そういったことをあなたが毎日やっていれば、今度は先方からお返しが返ってきて、あなたの仕事に感謝が集まるかと思います。
仕事を楽しくするためのステップ

ステップと書きましたが、そこまで大げさなものではありません。
行動あるのみです。
以下の3つを考えているだけでなく、実践していきましょう。
- 興味のある分野に取り組む
- 難しい仕事に挑戦してみる
- 人の役に立つことを考える
実践の日々を過ごすと、少なくとも今よりは仕事が楽しくなり「仕事がつまらないのなんて当たり前だよね」とは思わなくなると思っています。
しかし、この行動が一番難しいんですよね。
よく言われるのが、セミナーに参加したり、読書をしたりして、新しい知識を学んでも、それを実際の行動に移す人はごくごく僅かという話です。
たしかにインプットだけでは人生変わりません。
アウトプットして、はじめて変化が訪れます。
なので意識的にアウトプット、つまり行動をしていかなければなりません。
つまらない仕事が本当に嫌なら、それを変えるために昨日と違う何かを今日する必要があることを覚えておきたいです。
まとめ

この記事では、仕事がつまらないのは当たり前かを考察してきました。
仕事が基本的に辛いものであることは私も同意ですが、楽しめるようにする方法もあると経験から思っています。
そうするには待っていてはダメで、自らアクションを取る必要があります。
是非この記事も参考にできそうなところから取り組んでみてください。
はじめの一歩は小さくても構いません。もしあなたが面白いと思えれば、その一歩が加速度的に大きくなっていくかと思います。